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執事流異世界物語  作者: 一兄@茄子推し
1章~執事道は意外とハード?~
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フェデルクの陰謀

深夜零時。

みんなが寝静まったころ、美冬の部屋のドアがノックされた。

その音で起きた美冬が寝ぼけ眼を擦りながら、ドアを開ける。


「……誰ですか?こんな遅い時間に……、って、飯田君と、……フェデルクさん?」


「はい。夜分遅くに申し訳ありません。今夜は……」


そういって、光る目を美冬にあわせ、


「あなたをいただきに来ました。」


そう言った。




見つめられた美冬は、自分の体が熱くなるのを感じていた。

自分の中から、この人のモノになりたい。この人の愛を感じたい。この人に抱かれたい。

なぜか、そんな気分になっていく。


「はい……。どうぞ、貰ってください……。」


そう言って部屋の中にフェデルクを入れて、ベッドに倒れ込む美冬。

その美冬の目は虚ろで、その姿を見て顔をいやらしく歪めるフェデルク。

彼の手が美冬の顔に触れる。

触れただけで、筆舌しがたい快楽が美冬の中に電撃のように走り、もっと求めたくなってしまったその時だった。

美冬の脳裏に、ある少年の笑顔がぼやけて見えた。

その少年の、可愛らしく、そしてどこか優しい笑顔。

そんな笑顔が思い浮かんで、美冬は咄嗟にフェデルクを突き飛ばす。


「え……?……何で?」


突き飛ばされたフェデルクもそうだが、突き飛ばした美冬もわけのわからないと言った顔をしている。


「あぁ!?何しやがんだこのクソ女!」


そう言って美冬の腕を乱暴につかもうとした瞬間……、

美冬の銀の指輪から、綺麗な金色の魔法陣が発生する。

そして、そこから出てきた、黒い執事服をまとった少年が、フェデルクを吹き飛ばす。




フェデルクを蹴り飛ばした、少年は美冬に微笑みかけた。


「美冬、久しぶり。元気だったか?」


そういって、春輝は美冬の頭を撫でた。

フェデルクの能力、それは暗示の魔眼と魅了の魔眼です。

二つとも、使用者のモラルが試される魔眼と言えるでしょう。


さて、次回は春輝王子の「お仕置き♡」です〜♪

皆様、ご期待くださいな。R15ってどこまでセーフなのか疑問に思っている作者さんです。

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