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執事流異世界物語  作者: 一兄@茄子推し
1章~執事道は意外とハード?~
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迷宮探索(7日目)

当然と言えば当然かもしれないが、迷宮から3日ぶりにかえった真人達は、それはもう驚かれ、歓喜され、そして怒られた。

結局その後、宿屋の食堂で宴を開き、満身創痍の一同はそれでも笑い合いながら寝落ちしていった。


そんなこんなで迷宮都市到着から7日目の朝。

今日はオリガではなく真人がみんなに声をかけた。


「みんな、俺達の今の実力では25階層より下はきついと思う。けど、26階層に、俺は挑戦してみたいと思う。みんな、付き合ってくれるだろうか?」


その声に、勇者達は頷き、覚悟を決める。

それにオリガが焦ったように声を上げる。


「ちょ、ちょっと待ってくれ。さらに下に潜るのか?自慢の武器も効かなくなってきたと言っていたじゃないか。」


「別に武器が聞かなければ素手で殴ればいい。この世界には誰でも簡単に力をつけられる魔法なんかもあるんだから。」


「……そういう問題ではなくてだな。あまりに自分と相手の実力の差が大きすぎないか?と言っているんだ。」


「大丈夫だ。まだそこまで開いているわけじゃない。危なそうならすぐに引き返すさ。」


そんなわけで、26階層への進出が決まった。





26階層の魔物は、巨大な虫がメインだ。

正直、男性の目から見てもあの光景はきつかったのではないだろうか?

意地悪そうに笑う悪魔。震え上がる虫達。飛び散る体液。そして地面にドロップ品が大量に落ちているあの地獄絵図は。

完全に、虫の方が可哀想と思えるくらい、恐ろしい悪魔(まなと)がそこにはいた。


「……迷宮って、楽しいな!」


そんなことをそれはもう見たことのないくらい綺麗な笑顔で言う真人に、誰もが頬を引き攣らせながら頷いたのであった。


結論から言えば、真人たちのレベルだと、29階層までなら余裕ありきでクリア出来た。

30階層に挑戦しようと思うメンバーもいたが、真人からストップがかかった。


「ここで止めておこう。30階層のボスがどれだけ強いかは分からない。今の俺達では不十分かもしれないし、28階層でもう少

しレベルを上げてからにしよう。」


実際、真人も行きたかったのであろうが、実力を冷静に見極められるだけの知力はきちんと持っていた。

勇者達も、その言葉に従い28階層でレベル上げを始める。


そんな感じで7日目も終わったのであった。

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