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執事流異世界物語  作者: 一兄@茄子推し
1章~執事道は意外とハード?~
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ステータス開放

光が収まると、皆の手に握られていたステータスプレートに、各々違う色が付いていた。

それを見て、春輝は


(さっきから皆から出てる霧と、同じ色のプレート……なにか関係があるのか……?)


と、考えて、どうせすぐに分かるかと思って考えるのをやめた。


そして、周りのクラスメイトが様々な反応をしているのを眺めつつ、春樹は自分のステータスプレートを見て、不思議に思った。

春輝のステータスプレートは、一切の色の変化が無かったのだ。ずっと、《透明》である。しかし、文字は刻まれているので、これが俺の色なのかと、春輝は理解し、自分のステータスプレートを見た。


〘名前〙シノノメ ハルキ Lv.1

〘職業〙執事

〘ステータス〙

[体力] 300/300

[魔力] 270000/270000

[筋力] 170

[知力] 210

[敏捷] 240

[幸運] 2

[技量] 180


《技能》

無し

《異能》

・看破の魔眼(不安定) Lv.1

・転移魔法 Lv.0

・無限収納 Lv.2

《魔力適性》

・無属性のみ

《カラー》

・透明


(……魔力だけ、おかしくね?というか、執事って何?なんで俺が執事?)

そう思っていると、後ろから美冬や凰雅が声をかけてきた。


「春輝さん、春輝さん!春輝さんはどうでした?」


「おぉ!ハル!見てくれ!我に相応しい素晴らしいクラスになれた気がするぞ!」


そして、2人は春輝が困惑しているのに気づき、ステータスプレートを後ろから覗き込んだ。そして、


「……へぇ~。職業は執事ですか。春輝さん、誰かの執事さんになるんですか?」


「ぶははははwwwハルに執事とか絶対似合うまい!wwwww」


と、言った。

そこで春輝はようやく我に返り、2人に質問した。


「なあ、二人とも。ステータスってどうなってる?」


「ステータス、ですか?」


「ふむ。ステータスとな?」


と、二人は言い、二人ともステータスプレートを見せてくれた。


〘名前〙モチヅキ ミフユ Lv.1

〘職業〙月兎

〘ステータス〙※月夜の祝福、獣人化の効果は含まない

[体力] 120/120

[魔力] 300/300

[筋力] 180

[知力] 320

[敏捷] 300

[幸運] 280

[技量] 80


《技能》

無し

《異能》

・月夜の祝福 Lv.0

獣人化(ウサギ) Lv.0

《魔力適性》

・火、水、風、聖、無属性

《カラー》

・桜色




〘名前〙ニノミヤ オウガ Lv.1

〘職業〙生成師

〘ステータス〙

[体力] 150/150

[魔力] 180/180

[筋力] 240

[知力] 80

[敏捷] 50

[幸運] 340

[技量] 350


《技能》

無し

《異能》

・物作りの心得 Lv.3

・鑑定の魔眼(未使用) Lv.0

・創造 Lv.0

《魔力適性》

・火、水、風、光属性

《カラー》

・黄土色


「ふむ……」


春輝は二人のステータスを見て、


(俺の幸運値と魔力値は明らかに異常だ……

幸運値はともかく、魔力値はどういう事だ?)


と、顎に手を当て、考え始めたところで、2人が春輝の魔力値に気がつき、驚愕の表情を浮かべた。


「え……?何ですか?この魔力値?桁が……」


「なんだこれは……バグか?バグなのか?」


と、凰雅と美冬が混乱し始めた所に、真人と愛歌、そして穏乃と千秋もやってきた。


「春輝、この2人、一体どうしたんだ?固まってるが……」


と、真人が言った。

春輝は、顎に手を当てるのをやめ、近づいてきた4人に、


「4人とも、ステータスプレートを見せてくれ」


と言った。

すると4人は、不思議そうな顔をした後、すぐに4枚とも見せてくれた。



〘名前〙イマガミ シズノ Lv.1

〘職業〙治癒師

〘ステータス〙

[体力] 110/110

[魔力] 580/580

[筋力] 90

[知力] 220

[敏捷] 160

[幸運] 210

[技量] 40


《技能》

無し

《異能》

・自動治癒付与 Lv.0

・女神の祝福 Lv.0

《魔力適性》

・水、光、無属性

《カラー》

・銀色




〘名前〙マイヅル マナカ Lv.1

〘職業〙血印魔術師

〘ステータス〙

[体力] 210/210

[魔力] 620/620

[筋力] 220

[知力] 180

[敏捷] 380

[幸運] 390

[技量] 110


《技能》

無し

《異能》

・血印魔術 Lv.0

・万死の魔眼(未使用) Lv.0

・血流操作 Lv.0

《魔力適性》

・火、土、雷、無属性

《カラー》

・暗赤色


〘名前〙サンジョウ マナト Lv.1

〘職業〙魔導師

〘ステータス〙

[体力] 130/130

[魔力] 840/840

[筋力] 240

[知力] 300

[敏捷] 220

[幸運] 190

[技量] 410


《技能》

無し

《異能》

・魔法構成 Lv.0

・創造詠唱 Lv.0

・魔力視の魔眼(未使用) Lv.0

《魔力適性》

・全属性

《カラー》

・黒色




〘名前〙シノノメ チアキ Lv.1

〘職業〙救世主

〘ステータス〙

[体力] 300/300

[魔力] 450/450

[筋力] 350

[知力] 400

[敏捷] 520

[幸運] 98000

[技量] 500


《技能》

無し

《異能》

・予見の魔眼(未使用) Lv.0

・事象改変 Lv.5

・神々の祝福 Lv.2

《魔力適性》

・火、水、土、風、雷、光、聖、無属性(闇属性以外)

《カラー》

・金色


6人のステータスプレートを受け取り、それを机の上に並べる春輝。


「ほぅ……。おかしいのは東雲家の血ってことか……」


「どういう意味?ハル兄?」


と、春輝が呟き、その発言に千秋が首を傾げる。

春輝は、並べられたプレートを眺め、春輝と千秋のステータスに絶句している一同を見回して、


「どういう意味も何も……。お前の幸運値と、俺の魔力値がバグってるようにしか見えないだろ?」


と言った。

それに納得したように頷く千秋であった。


そうして、勇者全員がある程度自分のステータスに納得し始めたところで、メイド長が全員に声をかけた。

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