ウサミミスキル
光が収まると、ミノタウロスが居た場所にドロップ品が転がっていた。
それを見て、へなへなとへたり込む勇者一同。
そして、弱々しくも歓声が上がる。
「……は〜。土壇場で上手くいった……。」
そう言ってへたり込む真人。
「真人さん、最後のアレ、なんですか?」
「…その質問に答える前に、お前に質問をさせてくれ。望月、その耳はなんだ。」
「え?耳?」
そう言って自分の耳を触る美冬。
その様子に真人はため息を吐く。
「お前の頭の上にある、ウサギの耳だ。コスプレか?」
「え?ウサギの耳?」
そういって頭の上のウサミミを触る美冬。
もふもふといった感じのその感触を味わった後、美冬が、自分の頭にウサミミが生えていることにようやく気づき、混乱する。
「え!?え!?何ですかこれ!?」
「俺が聞いてるんだが……。」
「美冬さん、それ、ステータスプレートにあった[獣人化]じゃない?」
近づいてきた千秋が口を挟む。
「ああ、そういえば望月はそんな感じのスキルだったか。」
「そ、そういえばそうでした!ということは、私、スキルを使えるようになったんですか?」
「だろうね。とはいえ、その感じだと、身体強化の上位互換的なイメージなのかな?」
「そうだろうな。望月、体の違和感とかはないか?」
「そういえば、さっきから体が軽くて音がよく聞こえます。」
「なるほどな。本当にウサギに近くなるスキルってことか。」
「すごいね。美冬さん、リアルウサミミ少女だよ。」
「……もしかして、私って傍から見たらただのコスプレイヤーですか?」
「「うん。」」
「ど、どうやったらこれ、引っ込めれるんでしょう!?」
「うん?普通に魔力を一旦切ればいいんじゃない?というか美冬さん、さっきから身体強化しっぱなし?」
「え?あ、ホントですね。」
「なんで気づかなかったんだ!?」
そんな会話をする3人。
他の勇者達も、その会話に耳を傾けながらも、疲れすぎたので床に寝そべるのであった。
ウサミミ美少女って可愛すぎると思うんですよ!
作者は獣耳っ娘大好きです。特にウサミミとネコミミ。
今回の話を書く時に聞いていた曲は、友人から勧められた佐倉紗織さんの「true my heart」です♪
可愛い声にすごくハマってしまいました……w
ではでは、今回はこの辺で。また次回です♪




