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執事流異世界物語  作者: 一兄@茄子推し
1章~執事道は意外とハード?~
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悪口

春輝が第1訓練場につくと、そこではひたすら模擬戦をしている勇者達と騎士がいた。

休憩中だったのか、美冬が春輝に気づき、近づいてきた。


「あ、春輝君!来てくれたんですね!」


「ああ。ちょっと休みがもらえてな。この後はとりあえずおやすみだ。美冬も頑張れ。ここで見てるから。」


「は、はい!頑張りますよ!春輝君にいい所を見せるんです!」


そう言って張りきる美冬。

そこへオリガがやってきて声を掛けた。


「何やってんだ〜、ミフユ〜。ん?お前さんは確か……、リオネスのところの執事だな。執事の仕事はいいのか?」


「先程、役割分担が終わって、俺は午前、ミーシャが午後の担当になったんです。なので、暇なので可愛い彼女の様子でも見に来ようかと。」


「か、可愛い……、彼女……!」


そう言って微笑む春輝と赤くなる美冬。

それを見てニヤニヤするオリガだったが、ふと何かを思いついた様な顔をすると、なんだか憎たらしくなる笑みを浮かべる。


「そうかそうか。流石にあんな不細工な主のそばにずっといるなんてゴメンだよな?だから、可愛い彼女を求めてここに来たと。たしかに俺だったらそうするな!みんなだったらどうする?」


「そりゃそうだぜ兄貴ぃ!」

「あんな奴の執事につくなんざどうかしてる!」

「見てるだけで吐きそうになるもんな!」


そう口々に言う騎士たち。

その反応に満足したように、オリガがまた憎たらしい笑みを浮かべて話しかける。


「わかるぜ、お前の気持ちは……っ!?」


そこで、ようやくオリガが春輝の発している殺気に気づく。

あまりの殺気に、隣にいる美冬すら怯えた表情をしている。

春輝は、これだけの殺気が出てるというのに、なぜかにこやかな笑みを浮かべて話しかける。


「そうですね……。とりあえず、1回くらいなら全力で殴ってもいいですよね?」


そういって、体の中の全ての魔力を右腕に集中させる春輝。

それに少し焦ったように、オリガが言葉を発する。


「ま、待てハルキ。ここは後腐れの残らないように、決闘で勝負を決めよう。俺が勝てば、この悪口は聞かなかったことにしてくれ。お前が勝てば、俺達をいくら殴ろうと文句は言わない。どうだ?」


「……あなたがそう言ってくれるなら、俺からすれば都合がいいです。では、今すぐに始めましょうか。」


そう言って、訓練場の中心へ行く春輝。

その心の中には、どす黒い怒りの感情があった。

更新遅れて申し訳ないです!

体調不良にならない限り四話更新だけは続けるので、どうかよろしくお願いします。

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