昼食
「ハルキ!この「オヤコドン」という物はおいしいな!」
「こっちの世界には親子丼はないんですか?確か、先代の勇者達が俺達の世界の料理を伝えてくれたんでしたっけ?」
「ああ。その際に伝え忘れたのかもしれないな。ハルキ、お代わりはあるか?」
「お嬢様、食べすぎはよくありませんよ。そのくらいにしておいてください。」
「しかし、本当においしいですよ、ハルキ殿。」
「そういってもらえるとうれしいです。ジルさん。ミーシャ、そんな急いで食べる必要はないから、ゆっくり噛んで食べるんだぞ。」
そう言って一生懸命頬張るミーシャを眺める春輝。
ミーシャは、食べ終わったあと、ご飯粒を口元につけながら、
「ま、まぁ、ハルキにしてはやるじゃない!」
というのであった。
「ハルキ殿、先程は言い忘れていたのですが、休憩時間を決めましょう。といっても、午前か午後かの二択なんですが。」
「どういうことですか?」
「私は一日中お嬢様といるので、二人には交代でお嬢様についてきて欲しいのです。」
「なるほど。だから午前と午後ですか。」
「ハルキは午前の方がいいんじゃない?訓練もあるし。」
「確かにそうだな。じゃあ午後の方は頼めるか?ミーシャ。」
「了解了解。ハルキは夕飯さえ作れば午後は自由ってことになるわね。」
「そっか。別について行ってもいいんですよね?」
「ええ、もちろんです。」
そう言って、にこやかに微笑むジル。
「まあ、今日の午後は第1訓練場を覗こうと思います。仲間の様子も見たいので。」
そういって微笑む春輝であった。
作者「体力の限界を感じたので、今日は7時と13時の更新はキツそうです……。どうにかして今日中にはその2話もどこかのタイミングでだそうかと思います。すいません。」
真人「お前には毎日四話更新は荷が重すぎるんじゃないか?」
作者「そんなことはない……と信じたい。(´・ω・`)」