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執事流異世界物語  作者: 一兄@茄子推し
2章 ~迷宮踏破!~
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迷宮踏破開始

というわけで迷宮攻略1日目。

早速、30階層まで一気に降りる事になった。


「……んー。もうちょい苦戦してもいいと思うんだけど、ここではまだまだ余力ある感じだね。」


「そうですね。今回は何階層までいけますかね?」


「迷宮って何階層あったっけ?」


「不明です。最後まで到達された方はいないそうですよ。」


「そっかー。最低でも50階層までは行きたいなー。」


そう言いつつ、黒い刀を魔物に振り下ろす春輝。

その行動に勇者達は頬を引き攣らせながら笑う。

現在、29階層。

春輝達にとっては余裕があるようだ。リオネス達は少々余裕が無いようだが。





そして、30階層の手前で止まる勇者達。

真人が全員に声をかける。


「さて、30階層の2頭の龍なんだが……。俺達は一度倒したし、今回は春輝達にやってもらうが、構わないか?」


そう真人が問うと、


「俺1人でも余裕だと思うけど。」


と春輝が返す。

その言葉に苦笑しつつ、出発する勇者達。

そこからは一瞬だった。

サラと戦った時と同じように白い光に身を包み、二頭の龍を一方的に切り刻む春輝。

みんなで攻略するはずが、そんな暇すらなく一瞬で終わる。

圧勝というよりも、瞬殺という言葉が似合っていた。

そして、戦闘を終えた春輝が一言、


「あれ……。こんなもんなの?」


と、つぶやく。

周りは絶句。さすがのいつものメンバーも唖然。

唯一サラだけが、「あたしのご主人様なんだし、このくらい出来て当然よね!」と偉そうに頷いていた。

そんなわけで。

春輝は、刀を使うことを禁止されたのだった。

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