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⭕ ギルドに加入 3


──*──*──*── 2階


──*──*──*── 部屋


マオ

「 はぁ~~~~。

  やっとベッドのうえで休めるぅ~~ 」


セロフィート

「 その前に綺麗にしましょう。

  このベッドは使えませんし 」


マオ

「 そ…そだな……。

  ほこりっぽいし、シーツもきたないもんな…… 」


セロフィート

「 ふふふ…。

  ぐに使えるようにします 」


 セロフィートはマオの頭を優しく撫でると古代エンシェント魔法マジックを発動させる。

 マオとセロフィートが選んで部屋の室内は、ちがえるように綺麗になった。

 必要最低限な家具しか置かれていないしっな室内ではあるが、マオとセロフィートにはじゅうぶんだった。


マオ

「 うわぁ~~!

  こんなに綺麗な部屋だったんだな~~。

  ちがえたじゃん!

  これなら安心してベッドに寝れるぅ~~♥ 」


セロフィート

「 マオ、バスローブに着替えてください 」


マオ

「 あ、うん……(////)

  …………セロも着替えてくれるんだろ?

  “ 1人で寝ろ ” なんて言わないよな? 」


セロフィート

「 おや、マオは1人で眠れません? 」


マオ

「 今日のオレは1人で頑張っただろ!

  オレは御褒美を所望するぞ!! 」


セロフィート

「 はいはい。

  マオは御褒美が欲しいです? 」


マオ

「 そんなの言わなくても決まってるだろ!

  セロと添い寝したい!!(////)

  腕枕もしてほしいっ!!(////)」


セロフィート

「 ふふふ…。

  随分と可愛い──。

  添い寝と腕枕だけでいです?

  もっと甘えてくれてもいですよ 」


マオ

「 ~~~~(////)

  『 いいこと 』したい──って言ったら?(////)」


セロフィート

「 ふふふ…。

  今夜はマオの為にワタシが “ いけない狼さん ” になりましょう 」


マオ

「 う…うん……(////)

  ひさりだし……御手柔らかにしてくれよな(////)」


セロフィート

「 ワタシに遠慮しないでください 」


マオ

「 遠慮って── 」


 着ている衣服を抜いだマオは、セロフィートが〈 (原質)(みなもと) 〉で構成したバスローブを着用する。

 ダブダブなバスローブはマオの体格に合わせるようにサイズがちぢむ仕様となっている。


 マオがベッドに向かうとすでにセロフィートはベッドの上にすわっていた。

 セロフィートもマオとどうように着ていた衣類を脱ぎ、バスローブに着替えている。

 バスローブがのは御約束だ。


セロフィート

「 マオ── 」


 セロフィートは優しい柔和な笑顔で微笑みながら、自分のみぎどなりを軽くポンポンとたたき、マオに向けてすわようさいそくしている。

 マオは緊張しているのかギクシャクとした動きでセロフィートのみぎどなりに腰をろしてすわる。

 セロフィートは嬉しそうに微笑み、いとしそうにマオの頭──くろかみを優しく撫でる。


マオ

「 こ…子供じゃないんだから、頭を撫でるのはめてくれよ(////)」


セロフィート

「 2000歳も離れているワタシからすれば、マオはじゅうぶんに子供ですし 」


マオ

「 むぅ~~。

  外見年齢が16歳だからってぇ~~~~!!

  成人してるし大人だろ! 」


セロフィート

「 そうですね 」


 セロフィートはマオの左手に自分の右手をかさねると指をからめる。

 セロフィートはマオを引き寄せるといとしそうに抱きしめた。


マオ

「 セ…セロ……(////)」


セロフィート

「 まさか、天使族の末裔──古代人がギルドちょうだとは思いませんでしたね 」


マオ

「 そ、そうだな?

 ( なんで急にギルドちょうはなしなんて始めるんだよ?? )」


セロフィート

「 この≪ 村 ≫には亜人種はませんでしたし、亜人種はギルド長(レスタ・グインノルチ)さんだけのようです 」


マオ

「 そんな事、に調べたんだよ? 」


セロフィート

「 ≪ 村 ≫で唯一の亜人種がギルドちょうをしているのか分かりません。

  ギルド長(レスタ・グインノルチ)さんがマオとワタシに正体を明かした状態で現れたのもかも不明です 」


マオ

「 言われてみればたしかにかもだよな?

  オレ達は御互いに “ 初めまして ” だもんな。

  普通なら初対面のオレ達に会うなら正体を隠す筈──。

  なのに翼を隠しもしないで見せ付けるように現れるなんて……。

  なんでだろう?? 」


セロフィート

「 急ぐ旅でもないですし、しばらくは此方こちらの “ ギルド ” で御世話になるとしましょう 」


マオ

「 そうだな。

  オレ達には知り得ないなにか──事情が有るかも知れないし。

  ギルド長(レスタ・グインノルチ)は天使族の末裔──古代人なんだよな?

  背中の翼を隠せなかいから出しっぱなしだった──って事はないのか? 」


セロフィート

「 それはないでしょう。

  天使族は自分の意思で自在に翼を隠す事が出来ました。

  血が薄まれば翼のまいすうも減りますが、翼を自由に隠す事は可能です。

  無意識に呼吸が出来るレベルで翼を隠せます 」


マオ

「 じゃあ、わざと翼をやしてる姿を見せた──って事かな?

  ちなみに古代人って飛べたりするのか? 」


セロフィート

「 飛べるでしょうね。

  地上でもじょうくうからでも攻撃が出来る為、戦闘では有利な立場です。

  魔法マジックも使えますし 」


マオ

「 やっぱりさ、セロみたいに古代エンシェント魔法マジックを使うのかな? 」


セロフィート

「 さて、どうでしょう。

  仮に古代エンシェント魔法マジックを使えたとしても、威力は低いでしょうね。

  それでも元素エレメント魔法マジックと比べれば威力は有ります 」


マオ

「 1度 ギルド長(レスタ・グインノルチ)と手合わせ出来ないかな?

  人間のエスランク冒険者よりは強い気がするし── 」


セロフィート

にでも聞いてみましょう 」


マオ

「 うん!

  ──でもさ、ギルド長(レスタ・グインノルチ)に聞かずに食堂や厨房,フロントホールを綺麗にして大丈夫なのか?

  怒られたり、加入を取り消されたりしないかな? 」


セロフィート

「 そのような心配は無用です。

  仮にその様な事態(加入の取り消し)になったときにはギルド長(レスタ・グインノルチ)さんの記憶をかいざんしますし 」


マオ

「 相変わらず容赦無いよな……。

  簡単にひとさまの記憶をかいざんするのはめてくれよな…… 」


セロフィート

「 それはギルド長(レスタ・グインノルチ)さん次第です♪ 」


マオ

「 …………………………。

  明日あしたギルド長(レスタ・グインノルチ)に書いてもらった書類を《 ギルド紹介所 》へ出しに行くんだよな。

  そのあとなにをするんだ? 」


セロフィート

たばかりですし、しばらくは観光を楽しみましょう。

  広い≪ 村 ≫ですし、1日では見て回れません。

  冒険者として依頼を受けるのは≪ 村 ≫での生活に慣れてからでも遅くはないです 」


マオ

「 うん。

  すうにち出来るって事だな 」


 セロフィートとしばらく話したあと、マオはセロフィートに依って睡眠スリープ魔法マジックを掛けられた。

 朝までと眠らされる事になった。

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