⭕ 真相 2
セロフィート
「 そうですね──、当分はこのままでも良いでしょう。
檻の中で寒さに耐え、ひもじさにも耐え、投げられる石の痛みを肌で感じ、投げ付けられる糞の汚なさ,汚臭に耐え、村人達からの心無い罵倒,罵声を浴び、震えながら厳しい冬を越させるとしましょう。
身勝手極まりない彼等が犯した罪に対する刑罰,制裁とするには温いでしょうけど、此処は温かい目で見守ってあげるとしましょう。
防寒対策となる様な毛布等を提供する必要は無いです。
褌姿のままで冬を越させます。
飲食の提供も不要です。
生かして殺さずはキノコンの得意分野ですし。
次の処遇は冬の間に決めるとしましょう 」
レスタ・グインノルチ
「 …………本当に温いのだろうか?
春を迎える前に生死の境をさ迷いそうな気がするのだが…… 」
キノコン:本体
「 仮に臨死体験をしても呼び戻せますエリ。
冬の間は当番制でキノコンが責任を持って、飴と鞭を巧く使い、調教しますエリ。
其処等辺の抜かりは有りませんエリ★ 」
レスタ・グインノルチ
「 調教…………するのか? 」
キノコン:本体
「 はいですエリ。
寒さは痛さでカバー出来ますエリ。
痛さは冷たさでカバー出来ますエリ。
拷問はキノコンに御任せくださいませエリ♥ 」
レスタ・グインノルチ
「 拷問…………調教ではないのか?? 」
キノコン:本体
「 調教ですエリ★ 」
レスタ・グインノルチ
「 …………何故だか可哀想に思えて来たのだが…… 」
セロフィート
「 レスタさんは可笑しな事を言いますね。
彼等は “ 犯罪者 ” です。
犯罪者に対して、慈悲も情けも同情も必要無いのです。
“ 犯罪者となる ” 選択をした時点で、彼等は自ら “ 人権 ” を捨て去ったのです。
犯罪者である彼等に “ 人権 ” を訴える権利等無いのです。
“ 犯罪者になる ” という事は、“ 善良な市民 ” に与えられている “ 守られるべき権利 ” を自ら放棄する行為となります。
“ 善良な市民 ” である事を捨て、残りの人生を謳歌する事になるのですから当然の事です。
彼等に必要なのは “ 人権 ” ではなく、犯した罪に見合う相応の罰を与え、反省を促し、心の奥底──魂からの謝罪と悔い改める後悔の念を沸き起こさせる為に相応しい拷問を行い、更正と社会復帰を目指し、罪を償わせる事です。
鼻をへし折り、希望を絶望へ変え、心をポッキリと折り、後悔させる事が犯罪者が新に必要としている “ 優しさ ” であり、“ 慈悲 ” です。
心を鬼にして、犯罪者達が自ら犯した罪に対して、後悔し、悔い改める事が出来る様に手伝ってあげる事が、残された被害者,被害者遺族の役目です。
被害者も被害者遺族も犯罪者を許す必要は無いです。
彼等がのうのうと生き続ける限り、思う存分,気の済む迄、行き場の無い憎悪をぶつけ、仕返しを楽しんでもらえば良いのです♪ 」
レスタ・グインノルチ
「 ………………………………そ……それで良いのか……?? 」
???
「 ──セロの言う事を真に受けない方が良いよ、レスタさん。
セロはデタラメな事をそれっぽく言うのが好きなんだ 」
レスタ・グインノルチ
「 マオ!
元気そうで何よりだ。
無事で良かった(////)」
マオ
「 うん!
オレだけはね………… 」
レスタ・グインノルチ
「 そうか……。
残りの班員達は “ 行方知らずになったと ” 聞いたぞ 」
マオ
「 レスタさん、知ってるの? 」
レスタ・グインノルチ
「 魔獣討伐の帰還途中でセロに会ったからな。
歩きながら大体の話を聞いたんだ 」
マオ
「 そっか。
セロにはチクリ魔が味方してるから、隠し事は出来ないんだよな~~ 」
マオはジト目でセロフィートを睨む。
セロフィートは首を傾げながら微笑んでいる。
マオ
「 もぅ!
ミニマムキノコンを討伐班に忍ばせて監視させてたなんて、キノコンから聞いてゾッとしたんだぞ!!
オレのプライベートぉ~~ 」
セロフィート
「 何を言います。
ワタシだけのマオにプライベート等、無いですし。
そろそろ自覚してください 」
マオ
「 むぅ~~~~。
会いたかったんだからなっ!!(////)」
全く悪びれていないセロフィートに向かって、マオは思いっきり抱き付く。
3ヵ月振りの再会を喜ぶマオの頭をセロフィートは優しく撫でる。
セロフィート
「 ふふふ…。
マオの甘えん坊さん♪
キノコンが捕らえた犯罪者達は見ました? 」
マオ
「 見たよ。
酷い目に遭わせてるよな。
寒さで死んじゃわないか? 」
セロフィート
「 キノコンに任せていれば死にはしません。
冬を越し、無事に春を迎える事が出来ます 」
マオ
「 そだな~~。
一寸不憫で可哀想だと思うけど── 」
セロフィート
「 おや、マオは被害者となった冒険者や村人達より、犯罪者である彼等の方が “ 可哀想 ” だと言います? 」
マオ
「 そういう意味じゃ…… 」
セロフィート
「 魔獣討伐に出た冒険者達は理由も分からず連れ去られ、魔獣と融合させられました。
平穏だった≪ 村 ≫は突如、正体不明の魔獣に襲われ──、残った冒険者達は≪ 村 ≫を衛る為に魔獣と戦い、命を落としました。
戦えない村人達も魔獣に襲われ、多くの尊い命が奪われました。
平穏な生活を壊され、希望に満ち溢れ輝いていた未来を奪われ、家族,友人,恋人を失う事となった者達の方が余程、不憫で可哀想でしょうに── 」
マオ
「 それは…………その通りだけど……。
それをセロが言っちゃうのかよ~~ 」
セロフィート
「 何です?
問題あります? 」
マオ
「 めっちゃ有るってぇの!!
オレはさ、さっさとキノコンの玩具兼餌にするか、セロの実験に使う実験台にするか、〈 合成獣 〉の玩具兼餌にするかと思ってたんだ。
なのに、今回は春まで御預けするなんて初めての事じゃないか? 」
セロフィート
「 気に入りません? 」
マオ
「 ………………優しくなった(////)
昔のセロなら直ぐにでも〈 テフ 〉に変換してたろ 」
セロフィート
「 はて?
ワタシが “ 優しい ” です?
それこそマオの気の所為でしょう。
ワタシはマオ以外に優しくしませんし 」
マオ
「 …………自覚は無いんだな……。
“ 優しくなった ” って言うより、“ 丸くなった ” って言う方
悪
セロフィート
「 マオは昔のワタシを好きでなくなった──と言います?
悲しいです… 」
マオ
「 違っ──!
好きに決まってるだろ!
昔のセロも今のセロもセロなんだからさ!
どんなセロでもオレは好きだし…(////)
嫌
セロフィート
「 はいはい。
そういう事にしとくとしましょう。
有
マオ
「 セロぉ……(////)
頭を撫でるの止
セロフィート
「 丁度良
セロフィートは微笑みを絶
両




