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✒ 御対面


──*──*──*── 村


 キノ()コン()の案内で≪ 村 ≫の《 噴水広場 》に到着すると、いくつものオリが置かれており、中にはぱだかの状態の男達がれられていた。

 ふんどしで肝心の下半身が隠されているのは、かららえたキノコン達の良心(優しさ)だろうか??


 ちなみに《 噴水広場 》に設置されている噴水から出ている水は、普段は冷たいが寒い時期になると自然に冷めない湯に切り替わる仕組みになっている。

 村人達は寒い冬でもあったかい湯を必要なときに必要な分だけ使えるようになったのだ。

 妖精の羽根をやしたキノコンが、《 噴水広場 》の象徴である像となっている。


レスタ・グインノルチ

「 ……………………ぜんなんだ??

  ぜんにする必要が有るのか?? 」


キノコン:本体

ぜんではないですエリ。

  伝統的なふんどしスタイルですエリ。

  ふんどしはオシャレのりゅうこう、最先端に君臨するける伝説、どうきわめたおうどうファッションですエリ★ 」


レスタ・グインノルチ

「 ……………………ものは言いようだな…? 」


キノコン:本体

「 事実ですエリ~~。

  犯罪者にるいを着用する権利は無いですエリ。

  本来ならばなさけを掛けず、全身のたいもうを剃り、だんじょともに丸坊主にし、ふんどしの着用も無しですエリ。

  セロフィート様とマオ様のよごしにならないよう、今回のみいたかた無くふんどしを着用させていますエリ 」


レスタ・グインノルチ

「 そ…そうなのか……。

  セロとマオへの配慮なんだな。

  それは理解したが…………それにしても傷だらけでよごれているが──。

  これはよごしにははいらないのか? 」


キノコン:本体

「 用意してある石を投げられて出来た傷は対象がいですエリ。

  投げ付けられたフンよごれた身体からだも対象がいですエリ。

  好きなときに好きなだけ投げてもらっていますエリ。

  くだらない理由で≪ 村 ≫を滅茶苦茶にされた村人達の行き場の無いいかりを発散させる為にこうじたさくですエリ 」


レスタ・グインノルチ

わざ(わざ)≪ 帝都 ≫から連行されて、このあつかいか。

  このあとつまりなんだ? 」


キノコン:本体

「 コイツはセロフィート様への献上ひんの一部ですエリ。

  しょぐうはセロフィート様だいですエリ 」


セロフィート

かれしょばつは、犯行におよんだ理由を聞いてからとしましょう 」


キノコン:本体

「 テントへ御案ない致しますエリ 」


レスタ・グインノルチ

「 犯行の理由も気にはなるが──、マオはないのか? 」


キノコン:本体

「 マオ様なら、分身たいともに森へ出向かれ、魔獣討伐をおこなわれていますエリ。

  そろそろ帰ってられると思いますエリ 」


レスタ・グインノルチ

「 そうか!

  魔獣討伐が出来るほど、元気なら安心だな(////)」


セロフィート

「 ふふふ…。

  キノコン(分身体)も一緒ですし、無事に帰っててくれるでしょう。

  行き違いとなっても困りますし、テントで報告を聞きながらマオを待つとしましょう 」


レスタ・グインノルチ

「 そうだな。

  ──そう言えば、女は1人もないんだな。

  安心した…… 」


キノコン:本体

ものにしていないだけで、ますエリ。

  一応の配慮はして、小屋の中にますエリ 」


レスタ・グインノルチ

「 小屋? 」


キノコン:本体

「 はいですエリ。

  女に恵まれず、女に飢えているけつきわまりないれつな男達にむさぼられている筈ですエリ~~ 」


レスタ・グインノルチ

「 そ…それは……随分とひどい事をしているのだな…… 」


キノコン:本体

「 相手は魔獣(合成獣キメラ)を操り、≪ 村 ≫を襲撃させた犯罪者達ですエリ。

  けっして許されないつみおかした犯罪者達が、みずからの意志で被害者達のなぐさみモノとなり、御奉仕をする選択をしましたエリ。

  キノコンは御奉仕されたい被害者達を集めて、小屋に案内しただけですエリ~~。

  来年の冬には子供が増えていると思いますエリ★ 」

 

レスタ・グインノルチ

「 ……………………いのか、セロ? 」


セロフィート

「 構いません。

  子供が増えれば≪ 村 ≫も賑やかになります。

  成長した子供達が冒険者として活躍してくれれば≪ 村 ≫も安泰でしょう。

  まれた子供の育児はキノコンに任せればいですし 」


レスタ・グインノルチ

「 そうか……。

  セロがいなら……。

 ( ほんとうに…………それでいのだろうか…… 」


 セロフィートの言葉にレスタ・グインノルチは複雑な気持ちでうなづく。

  「 そうだな! 」と賛同し、ちからづようなづく事が出来なかった。


レスタ・グインノルチ

「( …………たしかにセロやキノ()コン()が言うように、かれけっして許されないつみおかした犯罪者だ。

   それはなにものにもくつがえせない事実だ。

   セロとキノ()コン()が関わる以上、かれが黒から白に変わる事はず無いだろう……。

   だからと言って「 犯罪者だから 」という理由だけで、なにをしても構わないのか──。

   いくらなんでも限度を越えてなのでは………… )」


セロフィート

「 レスタさん、置いて行かれますよ 」


レスタ・グインノルチ

「 あ、あぁ……すまない── 」


 キノ()コン()に案内され、セロフィートとレスタ・グインノルチは、テントへ向かって歩き出した。






──*──*──*── テント


レスタ・グインノルチ

「 随分と立派なテントだな 」


キノコン:本体

がとう御座いますエリ。

  此方こちらは簡易テントですエリ 」


レスタ・グインノルチ

「 簡易テントだと?

  ………………とても簡易テントには見えないのだが? 」


キノコン:本体

「 進化した最先端の科学技術による叡智の結晶ですエリ★

  ポイっとカプセル──りゃくして “ ポカセル ” を使いましたエリ 」


レスタ・グインノルチ

「 かがくぎじゅつ??

  ぽかせる???

  く分からないが…………凄い事なんだな?? 」


キノコン:本体

「 はいですエリ♥

  此方こちらが使用まえポカセル(ポイっとカプセル)ですエリ。

  改良を重ねてようやく、リップステックのサイズまで縮小させる事に成功しましたエリ。

  これをポイっと投げるだけで便利な簡易テントにはやわりしますエリ 」


セロフィート

「 ふふふ…。

  だ試作品の段階です。

  1回だけの使い捨てですし、用が済んだらりきで解体する必要が有ります。

  まだ(まだ)改良する必要が有ります 」


キノコン:本体

「 開発部は()、精進していますエリ。

  なんでも使い回しの出来るポカセル(ポイっとカプセル)の完成を目標にしていますエリ 」


レスタ・グインノルチ

「 テントを張るはぶけるだけでもじゅうぶん過ぎるほど、便利だと思うのだが…… 」


キノコン:本体

「 開発部はつねに高見をし、開発にいそしんでいますエリ。

  取り敢えず、現段階のポカセル(ポイっとカプセル)の実用化をして調整ちゅうですエリ 」


セロフィート

「 頑張ってくれていますね。

  喜ばしい事です 」


キノコン:本体

「 セロフィート様ぁ~~(////)」


 セロフィートの言葉に感激したキノ()コン()は、ほうはっぽうハートを飛ばして喜んでいる。

 とてもあいらしいキノ()コン()の姿をまえにして、レスタ・グインノルチのこころいやされる。

 ぞうもつたぐいを幸せそうな顔で、嬉しそうにしそうにほうりながらべる姿が想像イメージ出来無いほど、キノコンは可愛らしいのである。

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