⭕ 村への帰還 2
──*──*──*── 簡易テント
マオ
「 …………誰も居ないな 」
キノコン:本体
「 ≪ 村 ≫に残っていた冒険者の殆んどは死亡しましたエリ。
辛うじて生きている冒険者達は別のテントで治療を受けていますエリ。
村人には安全な避難場所を提供していますエリ。
動ける元気な村人には “ 助け合いの精神 ” を植え付け、色々と協力させていますエリ 」
マオ
「 …………そ、そうなんだ…。
まぁ……膝を抱えて座り込んでるよりは、自分よりも困っている誰かの為に動いてる方が気も紛れるかも知れないな?
──それで≪ 村 ≫に残った冒険者達が死んだって、何が起きたんだ? 」
キノコン:本体
「 はいですエリ。
魔獣の大群に襲撃されましたエリ 」
マオ
「 魔獣の大群?
魔獣って森の中に出現するもんだろ?
だから毎年、魔獣討伐する為に冒険者達が森の中へ入って行くんだよな? 」
キノコン:本体
「 はいですエリ。
≪ 村 ≫を襲撃した魔獣は強靭で、魔獣討伐の経験者である冒険者達ですら太刀打ち困難な強さを有していましたエリ。
歴戦の冒険者達は予想外の苦戦を強いられ、魔獣に無惨にも殺されてしまいましたエリ。
人間には過ぎた相手でしたエリ~~ 」
マオ
「 そんなに強かったのかよ? 」
キノコン:本体
「 皮膚が硬い鱗で覆われていた為、武器での攻撃がまともに通りませんでしたエリ。
魔法の攻撃も鱗が跳ね返してしまい、効果が無かったですエリ 」
マオ
「 でもさ──、良く≪ 村 ≫の為に戦って魔獣を倒してくれたよな!
有り難な、キノコン! 」
キノコン:本体
「 キノコンは≪ 村 ≫の為に動いていませんエリ。
非常に珍しい魔獣だと思ったので、セロフィート様への献上品として捕獲する為に動いた結果、≪ 村 ≫を救った風になっただけですエリ 」
マオ
「 そ…そうなんだ……。
セロへの献上品かぁ……。
真新しい玩具が増えて、セロも喜ぶだろうな~~。
新しいセロの犠牲者は≪ 村 ≫を襲った魔獣か── 」
キノコン:本体
「 魔獣にトドメを刺すと塵と化してしまいましたエリ~~。
セロフィート様への献上品とする為、手加減をしてトドメを刺さずに捕獲する作業が大変でしたエリ~~。
セロフィート様の為にキノコン総出で頑張りましたエリ♥ 」
マオ
「 そっか…………それで魔獣の姿が見えないんだな。
セロの為に苦手な手加減しないといけなかったから、思う存分にハッスルは出来なかったんだな……。
経緯はどうあれ、有り難な 」
キノコン:本体
「 マオ様ぁ~~(////)
マオ様の御言葉で、キノコンの苦労は報われましたエリぃ♥♥♥ 」
マオ
「 ≪ 村 ≫を襲った魔獣って、一体何処からやって来たんだろうな? 」
キノコン:本体
「 捕獲した魔獣を調べて判明した事が有りますエリ。
マオ様に “ だけ ” 教えちゃいますエリ★ 」
マオ
「 調べる──って、解剖でもしたのか?
ちゃっかりしてるな 」
キノコン:本体
「 森の中に出現する魔獣と比較する為に森へも入り、魔獣を何体が捕獲しましたエリ。
森の中に魔獣が出現する時には必ず灰色の霧が現れますエリ。
≪ 村 ≫に魔獣が現れた時には灰色の霧の発生は有りませんでしたエリ 」
マオ
「 ん?
灰色の霧が発生してない??
魔獣は魔獣でも種類の違う魔獣って事かな?
森に出現する魔獣じゃない?? 」
キノコン:本体
「 そこら辺も徐々に判明しますエリ。
今回、≪ 村 ≫を襲った魔獣は “ 合成獣 ” であると判明しましたエリ 」
マオ
「 合成獣?
〈 合成獣 〉とは違うのか? 」
キノコン:本体
「 全然違いますエリ。
知能,理性,意思の欠片も無い “ 傀儡の類い ” と言っても過言では無いのが “ 合成獣 ” ですエリ。
キノコンの見立てでは、魔獣を操る奏
マオ
「 裏で何
………………セロじゃなくて、別の誰かが? 」
キノコン:本体
「 マオ様っ!!
セロフィート様は無関係ですエリ!
セロフィート様はあ
生物の頂点に君臨する最強のキノコン
マオ
「 ──ごっ…御免なっ!!
そうだよな?
キノコンを生
キノコン:本体
「 その通
マオ様に御理解して頂けてキノコンは嬉しいですエリ♥ 」
険しい顔をしていたキノ
キノコンは創造主
キノコン:本体
「 捕獲した魔獣
鯔
マオ
「 えっ??
人間を使ってる??
人間と掛け合わせた魔獣
人間が入
“ 低い ” じゃなくてか? 」
キノコン:本体
「 副作用の類
奏
マオ
「 因
キノコン:本体
「 既
魔獣討伐に向かった冒険者達だと判明していますエリ。
何
マオ様が御無事で安心しましたエリ♥ 」
マオ
「 う…うん……。
《 キャンプ地 》に戻った後
レスタさんとレスタさんの討伐班は無事かな…… 」
キノコン:本体
「 レスタ様は無事ですエリ。
レスタ様の討伐班にもミニマムキノコンを忍ばせていますエリ 」
マオ
「 ミニマムキノコンを忍ばせてる??
それってオレの居
キノコン:本体
「 勿論ですエリ。
セロフィート様の討伐班にもミニマムキノコンが忍んでいますエリ。
魔獣討伐へ向かった全
マオ
「 マジかよ──。
じゃあ、オレが1人になって行動していた事もキノコンは把握してたのか? 」
キノコン
「 当然ですエリ。
セロフィート様へ逐
マオ様がセロフィート様の人形を抱きしめて寝ていた事は、セロフィート様には御内密にさせて頂いていますエリ♥ 」
マオ
「 何
キノコン:本体
「 “ ラブリィきゅんきゅん ” なマオ様の御姿は、ボク達キノコンの癒
マオ
「 勝手に癒
知りたくなかったぁ~~!!(////)」
キノコン:本体
「 マオ様がそ
マオ
「 其
有
キノコン:本体
「 どう致しましてですエリ 」
◎ 訂正しました。
出現する もんだろ? ─→ 出現するもんだろ?
忍んでますエリ。─→ 忍んでいますエリ。




