⭕ 魔獣と遭遇 4
第3班員の7名と一緒に≪ 村 ≫を目指して、ひたすら進む。
途中で遭遇したモンスターを倒したり、灰色の霧が発生した中で魔獣を倒したりを繰り返す。
地図を確認しながら、慎重に且つ着実に≪ 村 ≫を目指して歩いた。
サジタリ:第3班員
「 ──今日は此処で野宿だな。
全員、明日に備えて確り休むようにな!
尚、見張りは交代で行う 」
マオ
「 サンドイッチが有るから、スープと一緒に配ります 」
サジタリ:第3班員
「 それは助かる。
皆、マオ君が夕食を振る舞ってくれるぞ。
欲しい者は1列に並ぶ様に!
──料理の出来る班員をとははぐれてしまったから、食事面は諦めていたんだ。
マオ君が居てくれて助かるよ 」
マオ
「 森は食材の宝庫だから助かります。
料理に関しては任せてください 」
サジタリ:第3班員
「 安全な茸や食べれる草を見分けられるとは──、マオ君はサバイバル力が高いな。
講師になってほしいぐらいだ 」
マオ
「 生き残る為の術を仕込まれましたから(////)
生存本能が鍛えられると嫌でも身体が覚えてしまいますよ 」
サジタリ:第3班員
「 そうなのか?
生存本能を鍛えるか── 」
考え事を始めたサジタリさんの事は置いといて、サンドイッチとスープの準備を始める。
燃え移る物が無い状態にする為、地魔法で更地を作る。
次に土魔法で “ コ型 ” の簡易竈を作り、金網を置く。
簡易竈に置いた金網の下に薪と燃え易い古紙を入れたら、金網の上に寸胴鍋を置いた。
時短の為に前以て切ってある野菜,下処理済みの肉,取れ立ての新鮮な茸を寸胴鍋の中に入れて、固形型を入れる。
班員達には元気になってもらいたいから、水の代わりに幻神水を寸胴鍋の中へ注いで、火魔法で着火する。
スープが出来上がる迄の間に木製マグカップ,木製ソーサー,木製スプーンを用意する。
予め作り置きしていたボリューミーなサンドイッチを2つに切り分け、並べた木皿の上に置いて行く。
スープの煮込み具合を見て、仕上げの味付けを整えたら──出来上がりだ。
雑談をしながら並んで待ってくれている班員達に、出来立てのスープを入れた木製マグカップ,スプーン,サンドイッチを乗せた木製ソーサーを手渡す。
班員達に肉入り茸のスープに釘付けらしく「 おかわり有るよ 」と付け加えると嬉しそうな顔で笑ってくれる。
色んな固形型を持って来て良かったと思う。
戦闘疲れと歩き疲れで辟易して沈んでいた班員達の顔が、スープを飲む事で元気を取り戻してくれる姿は何度見ても嬉しいもんだ。
今ではム◯クも疲れた班員達の心を癒やすマスコット的な存在になっている。
班員の皆にはム◯クが食事をする時の姿は、衝撃的過ぎるから見せられないな。
ム◯クに餌を与える時には気を付けないとだぞ。
オレもサンドイッチを食べて、スープを飲んで腹拵えをしとく。
明日の朝食用に調理を始める。
直ぐに湯を使える様に沸かす準備もする。
朝食は米料理にしようと思う。
中に具を入れたら、食べ易い様に三角形に握る。
食欲が有るから少しぐらい大きくても問題無いだろう。
具材にはキノコンが持たせてくれた色んな色を使う。
単品で食べても勿の論美味いけど、米と食べたらもっと美味くなるんだ♪
キノコンが持たせてくれた特製万能ふりかけも使って米を握る。
これでおにぎりは2種類出来たけど、もう1種類おにぎりを作る。
香ばしく焼いたおにぎりだ。
味噌味も美味いけど、今回はバター醤油風味にしようと思う。
飲み物は身体を温めて血行を促してくれる薬膳スープを出す予定だ。
おにぎりとの相性が良い薬膳スープをキノコンに教わったから、此処で披露が出来るのは嬉しい。
明日の朝食の準備が終わった頃に、班員達も夕食を終えたらしい。
使用済みの食器,食具を集めて運んで来てくれる。
水魔法を使える班員が水を出すと、班員達が洗い物をしてくれた。
風魔法を使える班員が濡れた食器,食具を乾かしてくれる。
食べた後の後片付けを手伝ってくれるなんて──、感動しちゃうな(////)
何もしてくれないセロとは大違いだ。
夕食に美味しい料理を振る舞った事と、明日の朝食の用意をする事もあって、オレは見張り役を免除された。
オレが明日の朝食の準備をしている様子を見て、早くも明日の朝が待ち遠しいらしい。
美味しい料理は、疲れた心を癒して鷲掴んじゃうんだな。
班員達の厚意に有り難く甘える事にして、オレは明日の朝に備えて、ム◯クと一緒に就寝する事にした。
◎ 訂正しました。
待ち遠しいらしい。─→ 待ち遠しいらしい。




