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⭕ 続・魔獣討伐 5


セロフィート

「( さてと──。

   初めての魔獣討伐だけど、おもしろくなってたんじゃないかな?

   ボクのマオはだろうね?

   魔獣討伐を満喫してるかな?

   だ2日目だし、魔獣とは遭遇してないかな? )」


 セロフィートはテントの中で休んでいるしょうしゃ達の手当てと治療を続けながら、別の班で行動しているマオの事を考える。


セロフィート

「( ≪ ローダルドタ大陸 ≫では、動物が突然変異をしてモンスターにはならない──か。

   モンスターが突然変異をして魔獣になる訳でも無い。

   モンスターと魔獣は別物──。

   レスタから聞いたはなしとは違うなぁ。

   レスタが嘘をいてない事は明らかだし──。

   どうやら今回はボクがわざ(わざ)事を起こさなくても誰かが “ なにか ” を起こしてくれそうかな?

   ≪ ローダルドタ大陸 ≫では〈 コウ 〉の存在は感じない。

   長期出張ちゅうで、まれてないのかな?

   〈 時空の亀裂 〉の存在も感じないし、≪ ローダルドタ大陸 ≫の防衛本能はだ低いようだね。

   森の調査ならキノコンが適任だし、させてみようかな )」

  

 セロフィートは古代エンシェント魔法マジックを使い、キノコンへねんを送り、森の調査をするように指示を出す。

 キノコンは元人間であるものの、モンスターに分類される種族である。

 2めいの人間をキノコン(怪物モンスター)に変えたのは誰でもないセロフィート自身だ。


 モンスターであるキノコンは、動物,モンスターとの対話が可能だ。

 森でせいそくしている動物,モンスターからはなしを聞き出し、情報収集するのは御手のものである。

 じゅもくや植物にもせいつうしている事もあり、現在の森の状態や森で起こっている不可解な異変などに関しても信頼の出来る情報をげてくれる事だろう。






──*──*──*── キノコンSide


 キノコン(怪物モンスター)は1体だけで、≪ 大陸 ≫を死の大地にしてしまえるほどきょうてき能力ちからめている。

 これは歴代セロフィート達の実験体のしゅうたいせいとも言える最高傑作である。


 セロフィートによる研究と実験によって改良されまくった現在のキノコン(怪物モンスター)は、1体で1000体まで分身たいを出す事が可能となっている。

 分身たい能力ちからは1000分の1となるものの改良のすえ、余裕でいっこくを滅ぼすくらいはようである。

 仮に森の中で魔獣と遭遇し、戦闘する事になったとしても、敗北するような事はない。






 森の中に転移陣が出現し、見た目は可愛い癒し系のキノコン(怪物モンスター)が1体、転移される。

 転移されたキノコン(怪物モンスター)は、からだをリズミカルにじょうへ動かし、ピストン運動を繰り返す。

 かさから出る大量の胞子を森の中にき散らしながら、分身たいを増やしていく。


 1000体の分身たいは、おの(おの)意思(意志)ほうはっぽうへ散らばり、森の調査を開始した。

 キノ()コン()かさから机,紙,ペンを取り出すと、分身たいから受けた報告を文章化する準備をち整えた。

 1000体もの分身たいからの報告を的確に纏め、文章化する事はキノ()コン()にはぞうもない事である。


 なにせ、1000体の分身たいすべて “ 自分自身 ” だからである。

 本体から一時的に分裂した分身たいには個別の人格が有り、性格,個性,癖,仕草などさま(ざま)で有るが、もとである本体が主導権を握っておろり、分身たいにとって本体とは絶対的な存在である。

 ややこしい事このうえ無い生態では有るが、こころづよくも頼もしい存在なのは間違いない。


 キノコン(怪物モンスター)が収集した情報はすべて、キノコン(怪物モンスター)創造主ゴディオールであるセロフィートに送られる。

 セロフィートはキノコン(怪物モンスター)が収集した情報を参考にし、人知れずあんやくし、ひそかに楽しむ事になるのだが──、それは別のはなしである。

◎ 訂正しました。

  2めいの人間をキノコン(モンスター) ─→ 2めいの人間をキノコン(怪物モンスター)

  歴代人セロフィート達 ─→ 歴代セロフィート

  敗北するよううな事はない。─→ 敗北するような事はない。

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