⭕ ローダルドタ大陸
──*──*──*── ローダルドタ大陸
鬱蒼と生い茂る森の中──、低身長の少年と高身長の青年が歩いている。
青系を基調とした衣装に身を包んでいる低身長の少年は “ 守護衛士 ” であり、名前はマオ・ユーグナルという。
白を基調とした神秘的な衣装に身を包んでいる高身長の青年は “ 吟遊大詩人 ” であり、名前はセロフィート・シンミンという。
森の中で遭遇する様々な昆虫型モンスターに対峙する小柄で華奢な容姿をした黒髪の童顔少年──マオ・ユーグナルは、自分よりも何倍も巨大な昆虫型モンスターに怯む事なく勇猛果敢に挑んでいた。
マオ・ユーグナル── 以下、マオ ──は、たった1人で昆虫型モンスターを的確に仕留め、倒している。
対して全身から神秘的な雰囲気を醸し出している白色ずくめのセロフィート・シンミンはというと、戦闘には全く参戦していなかった。
〈 テフ 〉で構成した高
まるで当然の様
戦闘に一
マオ
「 ふぅ──。
やっと片
愛剣に付いた緑色をした血を振り払い、腰に提
大量の昆虫型
涼しい顔で満足そうに笑っている。
マオ
「 セロぉ~~!
何
もう終わってるんだけどな! 」
読書に耽
今にもセロフィートから本を取り上げようとする雰囲気を纏
セロフィート
「 はいはい。
知ってます。
マオが倒してくれたモンスターの死骸は残さず回収しました。
後
マオ
「 オレを見て言えよぉ! 」
マオは本から目を逸
セロフィート
「 マオ──。
子供っぽいです 」
セロフィートは地
にこやかに上
マオ
「 もうっ!
早く森を抜けよう!
またドデカい昆虫に襲われたくないんだ 」
セロフィート
「 はいはい 」
セロフィートが座っている椅子から腰を浮かせると、椅子は〈 テ
セロフィートが読んでいた本は宙
セロフィート
「 先へ進むとしましょう 」
マオ
「 セロ、モンスター除
セロフィート
「 何
そんな事をしては、マオの勇姿が見れません 」
マオ
「 見てなかっただろ!!
本しか見てなかっただろがっ!!
昆虫相手にするのし
セロフィート
「 運動不
マオ
「 オレの何
十
セロフィート
「 マオが元気で嬉しいです 」
マオ
「 フン(////)
元気で居
オレはセロを護衛するセロだけの守護衛士だからな! 」
セロフィート
「 有
早速ですけど──、ワタシの守護衛士さん。
敵意と殺気を剥
マオ
「 ──はぁ……。
今度は武装した原
っていうか、オレが態
セロフィート
「 おや、何
マオ
「 『 何
セロなら戦わずして相手を戦意喪失に出来るだろが! 」
セロフィート
「 はて……ワタシにそ
マオ
「 良
睡眠
可能な限り原
セロフィート
「 マオ──、偉いです♪
冷静に物
マオ
「 馬鹿にしてんのかよ? 」
セロフィート
「 してません。
退屈なのでマオを試してみました♪ 」
マオ
「 退屈って……。
良
兎に角、今度はセロの番
セロフィート
「 はいはい。
原
丸
身体
マオ
「 そ、それは流
ツルッツルにする必要は無いんじゃないかな?? 」
セロフィート
「 そうです? 」
マオ
「 装備品は転送魔法を使うのか? 」
セロフィート
「 はい♪
金
それ以外は〈 テ
マオ
「 丸
マオ
「 そうだな! 」
セロフィートは既
マオとセロフィートの前に現れた原
マオ
「 おぉ~~。
ちゃんと戦意を喪失されたみたいだな!
やったな、セロ! 」
セロフィート
「 ふふふ(////)
もっと褒めてください 」
マオ
「 オレ達と対話してくれるかな? 」
セロフィート
「 対話してもらえないなら── 」
マオ
「 御手柔らかにな? 」
セロフィート
「 はいはい 」
丸
◎ 訂正しました。
オレが態