表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
39/39

学くんの両親

「たしか、高校の先生だったかな?」

「あ、お父さんも学校の先生なんだ!」

「お父さん“も”?」

「あっ」


今の私が学くんの家庭事情を知っているのはおかしいよね!?


「こはるちゃんのお父さんも学校の先生なの?」

「あ、えっと…、私のおばあちゃんが、学校の先生だったの!」

「へー、そうなんだ!」


あながち嘘では無い。

私の本当の母親も教員免許を持っているから…。

でも、学くんがいつもお迎えが遅い理由がやっとわかった。

教師は本当に激務だから。私なんかと違って、子育てをしている学くんのご両親を尊敬する。

しかも、学くんには1つ年下の弟と、5歳年下の妹がいるから…。


「……」


急に独身子無しの自分が悲しくなってきた。

大人の姿に戻ったら婚活しようかな…。


「こはるちゃーん?」

「えっ!?何!?」

「いや、急にしゃべらなくなったから、どうしたのかなって。」


学くんの弟である、みなとくんも近くにいた。


「心配かけてごめんね。お母さん、18時には来るって言ってたのに、ちょっと遅いから気になってさ。」


と、適当な理由をつけたけど、本当に遅いなぁ。どうしたんだろう。



「遅くなりました!!すみません!!」


18時45分頃、美帆と学くんのお母さんが同時に来た。

2人の話によると、どうやら電車が止まって動かなかったらしい。


「19時で学童閉まるって聞いたから、焦りました…。」

「今日みたいな時は、連絡頂けたら少し長めに開けますから、安心して下さいね!」

「ありがとうございます!

…じゃ、こはる。帰ろうか!」

「うん。学くんバイバイ!」

「バイバイ!また明日!!」


校門を出て、学くん達は正反対の方向に帰った。


「お姉ちゃん、初めての学童はどうだった?」

「いつもの癖で、子供達が机の上に乗ったりしたら注意しそうになった。」

「そっかそっか!楽しかった?」

「うん。楽しかったよ。」


学くんと空くんと一緒に宿題をした事、

学くんはサッカーが本当に上手な事、

他の学年の友達が沢山出来た事など、美帆に話した。

美帆はニコニコしながら私の話を聞いてくれた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ