もうすぐ2学期
子供の頃、夏休みが終わるのが嫌で、ずっと夏休みだったら良いのに。と思っていた。
でも大人になって、前職を辞めて3ヶ月ぐらい仕事をしていない時期があったけど、
楽しかったのは最初の半月ぐらいだった。
終わりのない夏休みってきついんだなって、その時は思ったな…。
私は今、美帆と買い物に出掛けている。
明後日から2学期だから、その準備も兼ねて。
「雑巾は100円ショップで買うとして、他に必要な物はある?」
「ないと思う!」
「じゃあ、後は晩御飯の材料買って帰ろうか。」
「うん。」
「今年の夏休みはどうだった?
約20年ぶりの小学生としての夏休み。」
「20年前の記憶が曖昧だけど、今まで生きてきた中で1番楽しい夏休みだったと思う!」
「そっかぁ!それは良かった!」
陽菜ちゃんと一緒に浴衣を買いに行って、そこで偶然出会った学くんに、とっても可愛い浴衣を選んでもらった。
それからキッズコーナーで思い切り遊んだ。
そして『うたもりまつり』。
当日はアクシデントもあったけど、学くんのかっこいい所を見ることが出来たし、
沢山お話して、距離が縮まった気がした。
あの時取ってもらったぬいぐるみは、私の部屋にいる。毎日一緒に寝ている。
それから花火を見て、皆と合流して、お祭りを楽しんだ。
それから学くんのサッカーしている所を見て…
「お姉ちゃーん」
「はっ!何?」
「さっきから何食べたい?って聞いてるんだけど…。大丈夫?暑くて脳みそ溶けた?」
「と、溶けてない!大丈夫!!」
正直、美帆が作る料理は何でも美味しいから何でも嬉しいんだけど、
『何でもいい』
って解答が1番困るよね。
「あ、オムライス食べたい。美帆のふわふわのオムライス!!」
「良いよ〜!丁度ケチャップが無くなりそうだし買っておこうか。あとは卵と玉ねぎかな。」
買い物をして、荷物を車に乗せて、家に帰った。




