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憧れの先輩

「こはるちゃん!!!」


試合が終わったばっかりの学くんが、すぐに私を見付けてくれた。

そんな急がなくても大丈夫だよ〜!


「お疲れ様!」


学くんにさっき買ったスポーツドリンクを渡した。


「ありがとう!!」


笑顔で受け取ってくれた。

近くにあった椅子に2人で並んで座った。


「凪くんが『女の子の友達が見に来てる』

って教えてくれたんだけど、女の子の友達って誰だろうなぁって思ったんだ。

やっぱりこはるちゃんかぁ!」


ちゃんとあの子に名前を伝えておけば良かった…。


「凪くん…って、もしかして私に声を掛けてくれた子かなぁ?」

「多分同じ人だと思う!おれの憧れの先輩!!」


凪くんこと森井凪くんは、詩森小学校の6年生。

声を掛けてくれた時は気付かなかったけど、学童に通っている6年生の子と一緒に遊んでいるのを見た事がある気がする。


「凪くんね、ゴールキーパーなんだよ!

コーチやチームのみんなから、『鉄壁の森井』って呼ばれていて、チーム内の試合で、凪くんから点数を取れた事が1回もないの!!」


目をキラキラさせて、凪くんの話を聞かせてくれた。

本当に素敵な先輩なんだなぁと、ほっこりする。


「そっかぁ。そんな凄い子が同じチームにいたら、とっても頼もしいね!」

「うん!!」


いつかこの子達が、このままずっとサッカーが大好きで、日本を代表するサッカー選手になるのかな?

テレビで学くんや凪くんを観る日はそんな遠い未来じゃないかもしれないな。

なんて、中身はおばちゃんの私は思うのでした。

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