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可愛い浴衣とキッズコーナー

「長田くん!!」

「2人ともお買い物?」

「うん!そうだよ!」

「お祭りの浴衣買いに来たの!他の2人にはないしょにしてね。」

「??うん。」



物事を決める時、一瞬で決める時もあれば、

中々決められない時もある。


「あ、もしこはるちゃんが嫌じゃなかったらさ」

「??」

「長田くんに浴衣を選んでもらうのはどう?」

「おれが?池田さんが選んだほうが良くない?」

「男子目線だと思わぬ発見もあるかなって!」


うん。学くんの力を借りるのもありかもしれない。


「長田くん、お願いします!!」

「えぇー!!?…うーん、よく分からないんだけど…」


学くんは真剣に浴衣を1着ずつ見てくれた。


「これとかどう?」


学くんが選んでくれた浴衣は、薄いピンクの生地に、濃いピンクと白の花に赤いリボンの柄の浴衣。


「(可愛い…)」


私だと絶対に選ばない色と柄だ。

学くんは、これが私に似合うって思ってくれたんだ。


「あの、もし気に入らなかったら他のやt」

「これにする!!」


どれにしようかと考えて選んでくれたのが、

とても嬉しかった。

それに何だか、この浴衣が 「私を買って♪」と囁いている気がする。


「うんうん!こはるちゃんにすごく似合うと思う!」

「ありがとう!!長田くん。嬉しい!!」

「!!」


私は小走りで会計に向かった。



長田くんと長田くんのおばあさんも一緒に、フードコートで食事をしてから、ゲームセンターへ向かった。


「「行ってきまーす!!」」

学くんと陽菜ちゃんは、ちょっとした公園の様なコーナーへ向かった。


「キッズコーナー…」


私も後から2人に追い付いた。

そこは小学6年生までを対象としたキッズコーナー。


「面白いよ!特にこのボールプール。わたしのお気に入り♪」

「へぇ、そんなのがあるんだ。」

「もしかして、来た事ない?」

「うん。」


私が小学生の頃は、このショッピングモールがまだ無かったんだよな。

時々1人で買い物していて、楽しそうだなと思ってチラッと見ていたけど。


「(まさかキッズコーナーの対象年齢になれるとは)」


「杉田さーーん!!池田さーーん!!

トランポリン空いたよ!!」


学くんがトランポリンに乗っている。


「行こ!こはるちゃん。」

「うん!!」


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