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まさかの再会

30歳にもなると、周りがどんどん結婚し、子供も生まれ…。

友達と時間を合わせて出掛けることが難しくなり、気が付いたら遊びに行く友達がゼロになっていた。

だからもう何年振りだろう…。友達と出掛けるのは。


「こはるちゃん!」


美帆と待ち合わせ場所に到着すると、

陽菜ちゃんが車から出て来た。


「乗って乗って!」


車の扉が自動で開く。


「今日はこはるをよろしくお願いします。」

「よろしくお願いします。」

「!」


私と美帆が陽菜ちゃんのお母さんに挨拶をすると、美帆が驚いた表情をしていた。


「どうしたの?」

「(お姉ちゃん、陽菜ちゃんのお母さん、同級生の吉田多佳子さんじゃない?)」

「!!!?」


吉田多佳子(よしだたかこ)は、私の“本当の”同級生だ。

成人式以来会ってないけど、変わってないな。

まさかこんな所で再会するとは…。


「(運転席にいるのに、よく分かったね。)」

「(2、3年前に買い物中に偶然会ったからね…。結婚して池田になったって言ってたし。)」


正直再会が嬉しいかと言われたら、あまり嬉しくはない。こんな形って言うのもあるけど、多佳子にはあまり良い思い出がないと言うか…。

今陽菜ちゃんが9歳ということは、21ぐらいで陽菜ちゃんを産んだって事か。



車に乗り込むと、多佳子が私に話しかけて来た。


「こはるちゃん。今日は陽菜と遊ぶ約束をしてくれてありがとう。」


幸い、彼女は私と美帆に気付いていない。

美帆も日傘とマスクで顔を隠している。


「こはる。何かあったら連絡するんだよ。」

「うん。」


母娘らしい会話をして、車はショッピングモールへ向かった。

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