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お買い物に行く約束

毎年夏休みは、寝て起きて仕事行って、

帰ってゲームしたり動画みたりして寝て…

の繰り返しだった。…って、これ、ただの私の日常!!

でも今年は違う。夏休みの宿題がある!

そして!友達と遊ぶ約束も!!


「よし、7月中に終わらせてやる!!」


私は早速算数ドリルをやっつける事にした。

小学生の頃、体育の次に嫌いだった算数。

嫌いだからこそさっさと終わらせたい。


「先ずは大きい数の足し算、引き算の筆算か。」


一瞬近くに置いてあるスマートフォンに目が行く。

いやいやダメだダメだ。ちゃんと自力で解かなくては。


「?」


算数ドリルの1ページ目の半分が終わった頃、陽菜ちゃんからメッセージが来た。


『こはるちゃん、ゆかた持ってる?』


浴衣か…。実家にあるけど、大人用だしなぁ。


『持ってないよ。どうしたの?』

『良かったら一緒に買いに行かない?』


うーん、元の姿に戻った時、

買った浴衣がかさばるのはなんか嫌だしな…

身内に小さい子供も居ないし。


『ちょっとお母さんに聞いてみる。』

『うん!』


返事に迷った時はとりあえず保留だって、

大学の就職担当の人が言ってた。



「良いじゃん。買いに行ったら?」


美帆が帰って来てすぐ、私は浴衣の事を話した。以外にもあっさりとOKしてくれた。


「でもさ、私が元の姿になったら邪魔になるのがなぁと…。 」

「その時はフリマアプリで売ったら良いじゃん!」

「あ、そうか!」

「それにさ、いつか娘が生まれたら着れるし♪」


いつになるか分からないけど、美帆と誠斗くんに子供が生まれる前に元の姿に戻らないと、甥か姪が弟か妹になりそう…。



『お母さんが行っても良いって。

陽菜ちゃんの予定に合わせるよ』

『じゃあ、土曜日に行かない?

ママが車乗せてくれるって!』

『わかった!』

『男子たちにはないしょね♪』

『うん!』


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