彼女の特殊能力は
アクセスありがとうございます!
小説作ったことも読んだこともない人間ですが、なるべく読めるように工夫してみます。
どうぞ絶望を味わってください。
とある世界
長きにわたった人同士そして異種族同士の戦いが終結し平和へと至った世界があった
疲弊した世界を癒すように平和は長く続いたがやがてそんな世界にも終焉へと誘う闇が訪れた
戦士たちは力を合わせ戦ったが戦力差が大きく成す術も無く倒れていった
やがて戦える者もほとんどいなくなると新たな策を講じた
それが召喚と転生だ
別世界で命を落とした者の魂を呼び寄せ新たな命を授ける転生
国が定期的に召喚術士を集め儀式により別世界から呼び寄せられる召喚者
いずれの者も必ず1つ特殊な力を得る
これらの術が設立してからは何度も多数の人々がこの世界に訪れているが未だ世界は混沌に包まれたままだった
とある国にて数十回目の大規模召喚の儀式が行われる
眩い光が溢れた後、多数の現れる
皆、一様に困惑し戸惑っている
「静まれ!!!」
ドスンと重たい音と共に屈強な外見の将軍らしき男が叫ぶ
辺りが静寂になった後、召喚者たちに状況説明が行われた
召喚者たちの反応は様々だ
未だに困惑する者
異世界に喜ぶ者
そして絶望する者...
元の世界へ帰して欲しいと訴える者や喧嘩を吹っ掛ける者が多数現れ再び混乱が起きる
混乱は激化していきついにその内の一人が剣を具現化させ怒りに身を任せ他の召喚者に斬りかかる
バキンッ
しかし高い金切り音が響きその斬撃は防がれる
「皆さん落ち着いてください」
美しくも力のこもった声が響く
その者は可憐で綺麗な水色の髪をした少女だった
彼女は両者に怪我は無いかと尋ね場を収める
一瞬とはいえ誰もがその姿に魅了され、やがて冷静さを取り戻した
この一連を見越していたかのように自然に次の説明へと入り召喚者たちの能力調査が行われる
召喚者は完全ランダムに召喚されるため戦闘に向かない者も少なくはない
能力には
炎を生み出し操る者
大剣の扱いに秀でた者
筋力がずば抜けて高い者
千里眼を持つ者
など多岐に渡っている
何に使えるかわからない能力を得る者も多い
「次の者!」
何人もの召喚者たちがスキルの詳細を授かった後、彼女の番が回ってきた
名前をサーシャ
剣は元の世界で使えてたらしく召喚時にすでに装備してた物。能力には関係ないらしい
スキルは.....
「ふむ....」
屈強そうな将軍がサーシャの後ろから頭を掴みその瞬間彼の刃がサーシャの首を切り裂く
「え?」
気づいた時には首と胴が離れ身体が床に倒れる
・・・・・・
状況の理解が追い付かず沈黙が訪れる
しかしその沈黙もすぐに破られることになる
召喚者たちが悲鳴を上げ絶望の声をあげる
「なぜ・・・」
先ほど注目を浴びたばかりの可憐な少女の首が将軍の手にあり血を流しながら虚ろな目をしている
それは誰から見ても彼女の。サーシャの死を実感させた
一部の召喚者が怒りの刃を王へ向ける
「案ずるな」
そう言い、告げられたサーシャのスキル名は
デスリベンジ
遠くなる意識の中そうサーシャの耳にも届き絶命した
主人公のサーシャさんの能力が判明しました。
今後は絶望が彼女を襲い続けます
この絶望に着いてくることができる方がいるのか....
〇サーシャ
女性
水色が特徴の髪
年齢は18くらい
メイン武器は片手剣。槍や弓の扱いも心得ている
剣の腕は高め
動きやすさを重視した軽装の騎士装備
自身より他者を思いやる優しさ溢れる少女