スタート
「おはよう!豹君!」
「おっす!桃太郎だ!」
「あ、うん。え?桃太郎?」
あ、そうなんだーとユージは言った。
「えー、今日から豹君は改名して¨桃太郎¨君になったと先程お父さんから連絡があった。みんな、間違えないようになー!」
先生は桃太郎を前へ立たせ、クラスメイトへ言った。
「「はーい」」
桃太郎が席につくと隣の席の凛子が言った。
「整形?」(なら失敗だね)
「誰だ?」
「・・あーそんな感じでくるんだ」(うぜ)
はいはいと、凛子はあしらった。
「「!!!」」
桃太郎は体育の時間にその身体能力のすごさを知らしめた。
50メートルは約3秒で走り、バスケのルールを知らない桃太郎はボールこどと飛び上がりネットを潜った。(絡まっていたが)
わーーーーー!!
桃太郎はクラスの男子の憧れとなった。
「・・・どうしたのくらら」
凛子が聞いた。
「豹・・桃太郎君なんだか変わっちゃった」
「そうだね」
(整形失敗して迷走してキャラ変したんじゃない)
くららを心配する凛子は優しく応えた。
「だって前はすっごくクズ感があって何だかほっとけなかったのに・・あんなにキラキラ・・」
「くららはダメ男好きだったんだね」
「そんな!ダメ男だなんて・・豹君はハンサムだったし・・いつも鏡見てるかTwitterとかインスタに自撮り上げてるよ!!」
「うん・・きもいよそれ」(しかももうブスだしね)
くららはちやほやされる桃太郎を見てアンニュイな気持ちになった。
ーーーーーーーーーー
「何処行くの?」
くぅ〜んと犬は首をかしげて豹に聞いた。
(可愛い!!耳とか尻尾あるしなんせ顔可愛い!)
豹は犬(の耳とかがあるほぼ人間)を見て鼻血を噴いた。
「・・それ」
犬は豹の持つ大量のきび団子を指差した。
「え、いる?」
「いいの?!」
犬はめちゃくちゃ可愛い笑顔で喜んだ。
「いいよ。僕、他人の素手で丸めたきび団子なんて食べたくないから」
そう言ってきび団子を2つ取って犬に渡した。
「その変わり一生僕と一緒にいてね」
豹は言った。
「うん!!」
(婆さんのきび団子でめっちゃ可愛い彼女・・いや、嫁ができた)
豹は婆さんに感謝した。
「え!鬼退治に行くんじゃないの?」
犬嫁が言う。
「行かないよ、そんなことよりデートしようよ」
豹が言うと
「困ったなぁ、、私のお家、鬼ヶ島を通らないと帰れないんだ」
犬嫁は悲しそうに泣いた。
(あ、泣いてても可愛い)
(僕家ないしなぁ〜)
「じゃ、とりあえず無理そうならすぐ諦めるけどとりあえず進んでみる?」
「うん!」犬嫁はありがとうと笑った。
「そのかわり僕もそこに住ませてね(家無いし)」
「うん!!」
こうして2人はまた進んだ。