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健くんと猫ちゃん
暖房の効いた暖かい部屋のストーブの前。
そこで猫はすやすやと眠っていた。
背中を触ると俺が火傷しそうなほど熱い。
「猫、焦げるぞ」
そう言って猫の身体を揺すると猫はごしごしと目を擦った。
「ん~……眠いの」
そうして薄く目を開くと、俺の手を振り払い再び眠りにつく。
「寝るならコタツにしろ。火傷するぞ」
そう言って俺は猫をコタツまで引きずる。
「けんくん、だっこ」
コタツに入れようとしたとき、猫はしゃがんでいた俺に抱きついた。
「はいはい、だっこな」
俺は猫と一緒にコタツに入りながら、そっと猫を抱きしめた。
「……あったかい」
猫は幸せそうに俺を抱きしめると再び眠りについた。




