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巨鳥に襲われて。

うん、前回言うべきだった一言!


これから宜しくお願いします!

「あの馬鹿鳥…!しつこいんだよ!」


あ、今僕はおいかけっこに勤しんでいます。


命懸けじゃなかったらどれだけ喜んだことやら…


「危な!?これ何処まで逃げればいいんだよ!」


《もう少し先だ!そこに武器がある!》


謎の声がそう伝えてくれてるけど、ハッキリ言って限界が…あ、ヤベ、転け…


「痛ってぇ!!」


《顔は痛いぞ…》


丁度転けた所に岩があった…顔面をぶつけた、痛い…うん?岩?


「これで、撃ち抜くとか…出来ないかな…」


《出来るかもしれんな。お主にそれだけの力があればの話だが》


…じゃあ出来る!いや、やってみせる!だって出来なかったら喰われてバットエンドだもん!


「顔面目掛けて…全力投球、一発目…投げたぁ!!」


僕の投げた石は、面白い位に翼を突き破り、巨大鳥を地面に落とした。やったね!ざまーみろ!


《…お主、アイツはまだ生きておるから、追いかけられるぞ?》


「あ、ヤバ…」


鳥がこちらを向く。ギョロリとした目が僕を捉え、喰らおうとしているのがハッキリと分かる。


「…逃げ…」


瞬間、僕の体は宙に浮き、吹き飛ばされたが、すぐに受け身を取ることができた。


「…少し熱かったな…爆発でも起こしたのか?」


《ご明察だな。あやつ、どういう原理か知らんが爆発を起こして攻撃して来るとは》


「…とりあえず、逃げよう」


また走りだす。…うん?あの地面、何か明るい…そこは避けようっと。多分爆発するし。


爆発するところを避けながら走る。しかし、どちらか言うと運動音痴な僕の走力じゃ追い付かれる訳で…


「クエェェェ!!」


「ヤッバイな…どうすれば…」


くそっ!こんな感じに死ぬなんて真っ平だ!何か、何でもいい、何か使える物を探せ!


…鳥の後ろに剣がある。…一か八か…


「取りに行こう!」


嘴による攻撃を地面を転がって避け、爆発をその光ってる場所から離れ、回避し、目に砂を投げつける。


「これで少しは…」


…あと数センチ。手が伸び、僕の手に触れた瞬間、炎が燃え上がり、自身を強化する。


「うわあちぃ!…いやそこまででもなかったな…」


全く熱さを感じない。その代わり、自分の心…そんな感じの場所に火が灯ったような感じがする。


「今なら絶対…負ける気がしないよ!」


地面を蹴って、駆け出し剣を振るう。…回避された!ただ、浅くはないダメージを与えられた。


こっから、僕の反撃だ…!










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