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千夜一夜物語(タイトル変更)  作者: 望月笑子
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このメールを送信すると、執筆中小説にこの内容が追加されます。

ウチのちっちゃい上司を見た瞬間、赤鬼と青鬼は、「なんだぁ〜」という安堵の表情に変わった。

ウチのちっちゃい上司は、物腰がとても柔らかかった。

相手を促すように、

「貴方たち、彼女、犯罪者でもあるまいし、こんな時間まで引っ張って…。ただの指導でいいでしょうよ」と。

ちっちゃいが、なんと説得力がある。

赤鬼と青鬼は、「そういう決まりですから。」とは言ったものの、何やら後ろを向き、ヒソヒソと2人だけで話し始めた。

私は、棒立ちしながら、運を天に任せるしかなかった。

おもむろに、振り向いた赤鬼と青鬼は、

「まあ、今回はいいでしょう。でも、次は無いですよ」

と言い放つ。

「まあ、もう2度と会うことはないでしょうけど!」

私は、語尾を強めた。

あれから一度も、あのセブンイレブンで彼らの姿を見たことはない。飛ばされたのかな…。

ごめんね…。

そして私も、以後、きちんと『一時停止』をしている。もう二度と会いたくない。

未だに、『ゴールド免許』は健在だ。




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