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ウチのちっちゃい上司を見た瞬間、赤鬼と青鬼は、「なんだぁ〜」という安堵の表情に変わった。
ウチのちっちゃい上司は、物腰がとても柔らかかった。
相手を促すように、
「貴方たち、彼女、犯罪者でもあるまいし、こんな時間まで引っ張って…。ただの指導でいいでしょうよ」と。
ちっちゃいが、なんと説得力がある。
赤鬼と青鬼は、「そういう決まりですから。」とは言ったものの、何やら後ろを向き、ヒソヒソと2人だけで話し始めた。
私は、棒立ちしながら、運を天に任せるしかなかった。
おもむろに、振り向いた赤鬼と青鬼は、
「まあ、今回はいいでしょう。でも、次は無いですよ」
と言い放つ。
「まあ、もう2度と会うことはないでしょうけど!」
私は、語尾を強めた。
あれから一度も、あのセブンイレブンで彼らの姿を見たことはない。飛ばされたのかな…。
ごめんね…。
そして私も、以後、きちんと『一時停止』をしている。もう二度と会いたくない。
未だに、『ゴールド免許』は健在だ。




