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千夜一夜物語(タイトル変更)  作者: 望月笑子
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「でもさあ、どう思う?世界で最も高額な絵画ランキングでピカソの『アルジェの女たち』という絵画が201億円で落札されたって」

「スゴいね」

「この前、ダリの絵画見に行った時も、凄い盛況で、虎ロープ張られて、絵画に触れることも許されなくて」

「そりゃそうだよ」

年下の彼氏は、エッチのことしか頭にないのだ。どこか上の空でしか話を聞いていない。

でも好きだから、イッツ・ア・スモールワールドの『小さな世界』のメロディに乗せて船旅をしながら、異空間の旅をしていた。

その日の食事にもありつけない人たちがいる一方で、こんな会話が成り立つのも、世界が余剰で溢れているからなのか。



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