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  7話 邂逅 僕と『彼女』


『ヴァン・・・。』


『ねぇ・・・ヴァン。聞こえる?』


『私は・・・あの子達が好き。あなたも・・・そうでしょう?だから・・・、だからわかってほしいの。私のすること・・・、・・・許して。』


『・・・。ヴァン、あの子達のこと、助けてあげて・・・。』


『サンサとクルを・・・、助けてあげて・・・。』


『ヴァン・・・、お願い・・・。どうか・・・、どうか・・・』


『お願い・・・。』












ガクンップシューッ


『星楼学園前〜、星楼学園前〜。』


「んあ?・・・・寝てたのか。」


・・・つうか今のは・・・夢?なんかサンサとかクルとかの夢と違うへんな夢だったような・・・。なんだっけ・・・。忘れた。


「お〜い、そこの二人〜。ここ終点だから降りてくれんか?ここの学生だろう?」


あ、はぁいと言おうとしたところ、横から


「ひゃい!?」


と驚いた!!って顔をしている女学生が1人。なんだろ、・・・まあいいか。・・・さて、降りよ。


(・・・よっこいしょっと。)



ガシィッ!!!


(・・・・・・・・。)


「何。」


なんか例の女学生に捕獲された。何なんだろう、こいつ。僕のこと知らない人ってこの学校にいたっけ?触れるどころか近寄るのだってしないのにね、普通なら。


「バス代、貸してくれない?」


(・・・そういうことか。それなら、まぁ。)


「嫌。」


ひょいっと手を振り払うと運転手さんのところへ。ばいちゃ〜。


ドガシィ!!!!


「痛いっす。」


「貸せ。」


案外凶暴な子でした。これは恐喝ではないのか?


「嫌だ。」


「何でよ!?こんなかわいい女の子が必死こいて頼んでるでしょう!?男らしく貸しなさいよ!!女顔だけど!!」


「なおさら嫌。」


「お願いだから!!転校初日からこれはかなりのイメージダウンなのよ!!貸して!!!」


あら、転校生だったのか。道理で僕に容赦がない。う〜ん、理由は財布忘れてきた、ってとこか。かわいそうに。


「実は自分の分しかないんだ、お金。」


「え、・・・そう・・・。」


「うそだけどね。じゃ。」


「嘘かい!!がっくり来て損したよ!!!なら貸せぇぇぇえええええ!!!!!」


「つうかそこの座席に置いてある財布って君のじゃない?それ使えば?」


「え?」


僕のついた嘘にまんまと振り向いたので僕は運転手さんのところへ。実は割と仲のいいその人と2〜3口話をした後、僕はバスから出た。


あ、やばい、完全に遅刻だ。走らねば。



バスの中からあんのくそやろぉがぁあああああああああ!!!!!!と女性として間違った叫び声が聞こえてきたけどさて、何があったことやら。



とりあえず僕は聞かなかったことにして学校に入っていった。




う〜ん。

小説書くって楽しいw

今のところ自己満足ですけど、読者の方も楽しめるよう、がんばります!!

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