31話 『世界最高』の壁
「じゃあとりあえず世界最速のジェットコースターから行きましょうか。先生・・・じゃなくて『K』」
「のっけからですか〜。」
「か弱い女性としては死ねと言っておくべきところだな、お前の判断は。」
まぁまぁ、と2人を押し込む。お客がほとんどいないので行列様の長い道のりを進んでいく。ちなみに途中から先生も割りとノリノリだった。
ギュルルロロロッッッ!!!!!!!!!
(・・・・・・・・おぉ?)
ギビシュバァアアアアアアアアア!!!!!!!!
(おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!?)
ビバシュリュゥゥゥウウウウウウウウウウンンンン!!!!!!!!!!!
(おおおおうわぁあああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!)
(ねらぁあああああああ!!!!!!!!)
(ひいいいいいいいいいいい!!!!!)
チュイイイイイイイイイイァァァァァギギギギギゥォォォォォォンンンンンン!!!!!!!
(つうかどこからこんなむちゃくちゃな音がぁあああああああああああああああああああ!??)
「・・・・・・・・・舐めてたぁ。舐めてたよ世界一。遠心力で意識が飛びそうだったし。・・・・頭ぁ痛〜・・・・・。」
「・・・・・・・。うううううううう・・・・・・。死んじゃいます〜。」
「ふふふ、軟弱ものどもめ。アレくらいで目を回すなんてな。」
無理っす。時速200kmでの回転はGがかかりすぎだよ・・・。誰だよこれ設計したの・・・・・。うぐぐぐぐg・・・・・。
さ、次いくぞ。と今度は肌をつやつやにして極上の笑顔の先生が僕らを引きずっていく。・・・・・・・次の乗り物は・・・・・・・世界最速回転のコーヒーカップに連れて行かれた。・・・・・そこで速さを競う必要はあるのかぁ!?迷惑すぎるよ!!!
(いや待ってうわごめんなさいでもいやだぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!やめれこのS女〜!!!!!)
「あはははははっはははははははははははははははははははははっ!!!!!!!!!!」
(・・・・・・・楽しそうだなぁ・・・・・。・・・・・先生だけ。)
コーヒーカップの遠心力で僕の意識はきれいさっぱり飛んでしまったり。
(こんなことで死んだりしないといいなぁ・・・・・。)
マジで薄れゆく意識の中、そう願ってみた・・・・・・・。
昇天〜。
初めての携帯での更新ー。
いや、貯めてたのを出しただけですけどね(笑)
取りあえずこの日の出来事はかきおわったのでちょこちょこ出していきます。