表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/43

  2話 平凡な学生の通学路

学校に向かう途中僕は夢で見た二人の子供と草原について考えていた。


(いったいなんだったんだろうなぁ・・・。妙にリアルだったし。)


 実は夢じゃなくて、本当にあの子供たちと出会っていたのかもなぁ・・・。よくゲームとかで言う異世界ってやつ?そんなところに僕が眠っている間にいってたりとか・・・。・・・ないな。そこまで病的な考えで固まったりしないぞ、僕は。確かにゲームとか良くやるけども現実とゲームを一緒にするほど馬鹿じゃない。つうかもしかしたらゲームのやり過ぎであんな変な夢を見たのかも。・・・うん、それだな。やっぱ一人暮らしだし無意識のうちに同居者を求めていたのかもしれないなぁ・・・。うわ〜、寂しいやつだなぁ僕。


「はぁ・・・。」


それにしても、とつぶやいてみる。


学校は、ちょっとなぁ・・・。


実はこれからいく僕の学校にはまったく友人がいないんです。昔やったアレのせいでみんなボクを毛嫌いしているんだからしかたがないけどもね。小さいころには今も間違われる女顔ということでいじめられてたこともあったんだけども、今は近寄ってくる人すらいない。あいつらは気味の悪いものとして僕を見てるし、近寄ったら危険だ、と思われてるらしいし。・・・僕が絶えられないのは四六時中僕を異物として見るその視線だ。いつも学校に行くたび、その視線にに耐えなければならないってことがとてももつらい。


ため息をついている間に私立星楼学園しりつせいろうがくえんについた。

・・・いつ見ても無駄に豪華な学校だなぁ・・・。入るのをためらってしまいそうだ。こんな学校に良く受かったな、僕も。


(・・・ふう。)



う〜ん・・・。・・・今日も一日、がんばるか。はぁ・・・







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ