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訓練前夜


「さてさて、それじゃユウヒちゃん、今から君の部屋に案内するよ。それと、明日からさっそくだけど退魔師訓練を受けてもらうことになるよ。まあ最初は訓練って言うよりお勉強だけどね、まだユウヒちゃんは魔力の使い方を知らないからね」


支部長はさっきからずっと喋っている。今は真面目な話をしていたけれど。少し前までは自分の好みのタイプとか昔の話とか初恋の話とか心底どうでもいい話をしていた。


と、廊下の奥から二人組の人物が歩いてくる。二人組と言うより。一人が一方的にくっついて来ている感じだが。


「おい、離れろミチル。歩きにくいだろうが。なんだってお前はいつもそう張り付いてくるんだ?鬱陶しいったらないんだが」


「もう、アヤト君たら照れちゃって♡かわいいんだからぁ♪そんなに恥ずかしがらなくてもいいじゃない、私はちゃんとアヤト君を愛してあげるよ?」


誰だろう、あのアヤト君と一緒にいる子、凄くかわいい。綺麗な金髪にツインテールが良く似合ってるし、顔も目がパッチリしてて幼さが残ってる感じで愛らしい。む、それに、スタイルも服の上からでもわかるほどに抜群......


「うるせえ。いちいち胸を押し付けんな。鬱陶しい。さっさと任務に行け」


まぁ、アヤト君の方はうざったそうにしてるけどね......


「むー。どうしてそう素直じゃないかなぁ...私はこんなにアタックしてるのに......」


と、そんなやりとりをしながら二人は歩いていった。


「彼女はね、神前ミチルちゃんって言うんだ。かわいいでしょ。この支部のアイドル的存在なんだよー。まぁ、見ての通りアヤト君にご執心だけどね」


先程の子は神前ミチルというらしい。やはりあのかわいさだから人気もあるか。まああんまり興味無いけど。


「彼女も退魔師なんですか?」


そうだとしたら、同じ女の子どうしだし仲良くしておきたいな。


「うん。あの子実はすごく強いんだよ。この支部でも18番目に強いのさ。あ、ちなみにアヤト君は13番目ね」


「へぇ。あ、ここが私の部屋ですか?」


部屋のドアには金のプレートで「水無月結姫」と書かれていた。


「うん。じゃあお話はこの辺で、詳しいことはまた明日説明するよ。部屋にはもうキッチンとかシャワーとか、必要なものは揃ってるから、この部屋は自由に使っていいよー。あ、お腹すいたら自分で作るか、ロビーの近くにある食堂で食べるといいよ、場所がわからなかったら受付のお姉さんに聞いてねー。それじゃあおやすみ、ユウヒちゃん」


「はい。色々とありがとうございました。おやすみなさい。支部長」


私は部屋に入ると、一日の疲れが途端にどっと来て。すぐにベッドに倒れてしまう。


「あぁ、なんだか...今日は...疲れちゃったよ...すぅ...」


そして、深い眠りに落ちた......



はい!みなさんこんにちは!ユウピヨです!


みなさんお久しぶりですねー。大体一週間くらいですかね。


今回は訓練前夜と言うことで、退魔師訓練のお話の少し前のお話を書かせていただきました。次回からちゃんと訓練が始まります!


それと、ミチルちゃんの名前は神前かんざきです!お間違えないように。


ではではみなさん、また今度ノシ

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