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運命の夜 part2


支部長に連れられてやってきた部屋は、支部長室らしいが、なんだか支部長室と言ったらもっとシャンデリアなどで飾られていて豪勢な部屋なイメージなのだが、実際にはデスクとソファとキャビネットがある位の普通のオフィスのようだった。


「さてさて、それじゃあサインしてもらう書類がいくつかあるから、そこのソファにかけていてくれたまえ」


そう言って、支部長は三人がけ程の大きさの黒いソファを指さす。


ソファに座って待っていると、支部長が3枚ほど書類を持って来て私の向かい側のソファに座った。


「さて、それでサインしてもらう書類がこれなんだけど、こっちが退魔師試験を受ける為に書く願書みたいなものだね。まぁ退魔師試験って言っても魔力量を測定するだけだけどね。それでこっちが、ここの支部で働いてますって事を証明するための書類。最後にこれが、ここで知ったことを外部に漏らさないって事を誓うための書類だ。退魔師とか鬼ってのは本来普通の存在じゃないから、その存在が公に知られちゃったら恐怖の対象になっちゃうから秘密裏に活動してくれっていう政府からの指示なわけさ。」


支部長は先程までとは打って変わってとても真面目な表情で話をしていた。実は先程ののおちゃらけた感じはわざとやっていたキャラ作りだったのかもしれない。


「はい。わかりました...えっと、この書類は何ですか?これも書いた方がいいですか?」


重なっていたと思われる四枚目の書類を指差すと、支部長はニヤリと笑った。


「その書類にサインしてくれるならとっても嬉しいけど。よく考えてサインしてくれたまえよ。それ、婚姻届だから」


「な、なんてもの用意してるんですか!こんなのサインしませんよ!捨ててください!!」


前言撤回。この人のふざけた感じは素だ。


サインし終わると、支部長はニッコリと笑って。「よろしくね。ユウヒちゃん。もしも試験に落ちても、受付係として雇うから、安心してね」と言ってくれた。


サインした書類をまとめると、支部長は立ち上がった。


「さてと、それじゃあ早速だけど、試験を受けるために地下修練場に行こうか」


「え、あ、はい。わかりました」


そうして支部長に連れられてやってきた地下の修練場と言うところにやってきた。なんだか一面メタリックな感じで如何にも修練場と言う感じの場所だ。その中央には変な機械と椅子がつけられている。


「よし、じゃあユウヒちゃん。そこの椅子に座ってくれるかな」


支部長は中央にある椅子を指さす。


「あ、はい」


私は椅子に座って、機械の近くにある台にとりあえず腕を乗せた。


「ん、もう乗せてくれたみたいだね、助かるよ。さてと、それじゃあ試験を始めるよ。肩の力を抜いてリラックスしててねー」


支部長は機械のコントロールパネルのようなものを操作して機械を動かす。


そして、機械の先端が、私の手首に接触する。


瞬間。全身に異物が入ってくるような不快感がした。


「うっ......」


あまりの不快感に思わず声が出てしまった。


二分ほど経って、機械が私の体から離れた。


すると支部長が私の方へ歩いて来た。


「いやぁ凄いねユウヒちゃん。君の魔力量はびっくりの量だったよ。普通の人の2倍くらいあったよ」


支部長は嬉しそうにしている。やはりこの人は絡みやすい感じのいい人のようだ。


「あ、ありがとうございます。えっと、さっき測定中にすごい変な感じがしたんですけど。あれ何だったんですか?」


「ん、あぁ。説明してなかったね。すまない。あれは魔力蟲と言って、僕の魔力を蟲として具現化させて君の体内に送り込んで直接魔力を測ったんだ」


うわ、聞かなきゃ良かった。たった二分でも自分の体の中に虫が入っていたと思うだけで吐き気がする。


「な...なるほど......」


「まぁ、なにはともあれ、試験結果は文句なしの合格だ!おめでとう!ユウヒちゃん!」


「あ、ありがとうございます」


なんだか成り行きに任せてしまったが。こうして私は、正式に退魔師となってしまったのであった。






はいちゃ!みなさま( ゜▽゜)/コンニチハ!ユウピヨです!


完全に不定期の更新になっちゃってますが、コツコツやっていきたいと思います!


次回!退魔師訓練part1!お楽しみに!|・x・)ノシ

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