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電子レンジ

作者: 弱虫勇者

誤字脱字を見つけたら教えて下さい!

この作品はフィクションです。実際の人物・団体・事件などにはいっさい関係ありません。

今は朝の8時2分この時間でも十分仕事には間に合うが少しゆっくりしたい自分はいつもなら、7時50分には家を出る。

少し急ぎ足で自転車に乗ってペダルを踏んだ、ふと左隣の家を見てみると電子レンジが家の前に置いてあった、一瞬疑問に思ったがすぐに分かった、今日はゴミ出しの日だからだ、でもこの街では夜、ゴミ収集車がくる事が多い、何故朝、出したのだろうと思いながらも自分は、ペダルを踏み続けた。

少したつと駅に着いた、自転車を止めホームに入った。

約11時間半後。

つまり夜の9時頃、仕事が終わり自転車で家に帰っていた、そして自分の家の右隣の家の前でブレーキをかけた。

この電子レンジが使えるか使えないかは分からないが自分が今借りても誰にも害しないと思い、その電子レンジを持ち上げて家へ持っていった。

部屋へ入り早速コンセントにプラグを差し込んだ。

ボタンを押してみたが動かない、壊れているようだ。

返しに行こうと思った瞬間、ゴミ収集車が自分の家の前を通った音がした。

一週間後の7時50分仕事に行くついでに、電子レンジを家の前に置いた、今日は、仕事が長くなりそうだからだ、それから12時間後、家に帰ると電子レンジが無くなっていた、ゴミ収集車が持っていったのだろう。

それからまた一週間後、7時55分、自転車に乗る前に自分は苦笑いした、次は右隣の家の前に電子レンジが置いてあった。

あの電子レンジはいつゴミ収集車の中に入るのやら。

読んでくださりありがとうございました。

良かったら他の作品も読んでいただけたら本当に嬉しいです!


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― 新着の感想 ―
[一言] このままだと電子レンジは町内をぐるりと一周して主の元へ帰って行きそうですね・・・。その頃には電子レンジを修理できる人が拾って、ちゃんと動くものが流通しているのかも?そして買い替えのタイミング…
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