需要と供給の落とし穴
今回は、かなり真面目なコラムになってしまうかも。
それでもいいぜ!という方は読み進めて下さい。
私、今このコラムと短編一本、長編一本を書いているのですが
長編の方の評価が伸び悩んでいて困るのです。
これは、私の選んだジャンルがニッチなものなのか、それとも
自分自身の力不足なのかは日の目を見るより明らかですが
それでも、一つのジャンルを例に挙げても「需要と供給」が存在し
私の小説はその「需要が無い方」だと考えないとやってられません;
このコミュニティでは、結構『MMORPG物』が人気なようで
されど私、そういうのやった事がなくて「ネタにしようにも出来ない」
状態なんですよね、現在。
私は主に、自分で妄想した場面場面を繋げてひとつの話を構築するので
見ようによっては「ここの設定はどこに行ったの?」だとか
「台詞少ないよ。これは小説の体を成していない。」とのご意見が
来るかもしれません。それでも私は、自分が書きたいものを書いて
いるので、結局そこに「需要と供給」を越えた「自己満足」が
入り込んでしまう。
これ、商業と同人の世界でも同じようなものじゃないかと妄想します。
商業作品は「顧客の需要に合わせて」ストーリーや掲載期間を決めるのに
対し、同人作品はそんなハードルがなく、只「好きだから」書いている
だけなんですよね。(中には例外もあると思いますが……。)
なので、私も暫くの間は「好き勝手に」小説を書いていこうと思って
います。
このコラムのように、降らないものでも誰かの興味を引いてくれるのなら
それはそれで御の字ですし;
では、今回はこの辺りでお開きと致しましょう。
**了**
いやはや、我ながら器の小さい自分だと思いつつも
ふと気になって投稿してしまいました;
この界隈ではどんな作品が流行し、衰退しているのか。
それを探るのもまた一興、かもしれません。