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水曜日 立ちっぱなしの再テスト〜体操座りの佐井田さん

13:17〜職員室前廊下にて〜




「杏、また再テスト〜???」

「6組の人には関係ございません。」

「そんなことないですよ、毎回毎回毎回毎回昼休みココ通るたびに見かけるんだから。」

「(小さい声で)さなちんがいつも教えてくんないから。」

「あ、た、しはあんたのためを思って渡してないのっ!まともに勉強しなさい!!

てか

(小さい声で)あんた昨日ルメリに9時ごろ居たってほんと?」


「、へ?」


「ルメリでなにやってたの?文化祭の準備??」



「え、うん、。」

やばい、忘れてた、、、あたし、早苗に文化祭の準備で忙しいから、一緒に帰れませんって嘘ついてた、

さなえ、ごめーんっ!!


「文化祭の準備で珍しくあんたが躍起になってるの分かるけどさ。

いちおあんたのクラスも特クラ(特別クラス)だし、文化祭ばっかにはまってるの丸見えだと、

進路指導担当のヤマせん(山口)もずけずけ言ってくると思うよ。」


「早めにヤマせんに言っといたほうがいいよ。

じゃないと、あんた徹底的にもう一方のヤマせんに検査で調べられる。

んなに成績良くないんでしょ、物理は。」


「う、うぃっす。まったく。」



たく、うちのせんこうたちは○○○(ピー)ってるわよね、まったく、

自分の教科の成績の良い奴だけはいろんなことに甘いんだから。

「成績のいいやつを順に覚える努力じゃなく、いかに楽しく英語エイゴを教えるか、の努力をしろっつうの!安陪せんめ、またあたしの成績のことねっちねっち言って、

って!!

ぎゃっつ!!堀せんせ!!!!」



流石、あたしの友達だわ〜、


「三山、邪魔しないでくれるかな〜?」


「はいせんせ〜」


さよなら〜といいながらきえていった。


うん、流石あたしの友。

て、

いまのほーそー禁ようごだいじょうぶなの?さなえ。



てか


今の話しでいくと。


わたくし、


山先生、もしくは学校のだれかに昨日見られてーーーーー、



「佐井田〜!手が進んでないぞー。」


「!だいじょぶですっ!堀せんせっ!」、、、、


なにがだいじょうぶなんだあたし。



てかこのままじゃ


すうがくやばい、


自転車も取りにいけない、


放課後のロフトも危うい、


じゃなくて



なんかもやもやする、

はやく、


はやくごかいをときたいのにーーーーー


「さいだぁ〜、ご、かい」


はい??


「5の解、」


ご、

ごのかい?


「5の解、辺の長さ、

708㎝はないと思わんか?」


「、、、。」


「できなかったら宿題追加だからな。」


「、、、、。」


、。


、、。


、、、。



とけないぃーーーっつ!!!!!!




6時間目


はぁ、きちゃった 、



ついに6時間目、



なんか


めっちゃ気まずいーーー




てか、持ち物も服装も化粧も大丈夫だし、


自転車屋のおばあさんのお墨付きだし♪



、、、


はぁ、。



もう逃げ出したいーーー!!




だってなまじっかさっきのできごとだって


いままで話したことのある人の態度じゃないし


ほおが高揚して、

おめめがうるうるして、


まるでこう初々しい女子学生がコ、、っ!!!


ぎゃっあっ!!

もうやめぇてええーーーーー!!!




てっ!か!!


ふつーーーーーーーぅに!!



てか


普通ーに話せばいいじゃないっ!!、そうよ!!皆からするとわたしたちはまったくの赤の他人、


いや、今もそれは変わらないし!


丁寧語で話せばいいだけだし、いや今までも丁寧語で話してたと思うし、



〜〜〜ライト、オッケーよ!!!


、、


あっーっ!!!



もう


なんとかしてーーーっ!!!



がやがやがや。



「あー。山口先生どうされました?今日は、えっ?あっ、はい、そうですか、そういうことなら、えっ、はぁ、、、わかりました、


おーい、みんな、聞けー!!」



おなじ山口なのに、完璧に主導権握られてるわぁ。

てか、


まるぎこえにしてる点で

山口せんせのほうがうわて?



「今日は残り時間は文化祭準備の時間に当てたい!ということで!」!!



は!

ということは!


時間短縮。


つまり!

事前予告ありの本日の風紀検査はだいたい服装諸々正されてしまってるはずだから、

やる意味がない!


よって、


お流れっ!つぅことですね!!山せんせ(たち)!!



「出席番号の素数そすうのやつだけ検査することにするつ!!!」


がくぅううーーーーー。


って


そ、素数ぅう?!?!?!

て、

てか

それこそやる意味あんの??!


、、


若干みんな引いてるし、

、、


いや、


か、

数えてるし、、、、


、、、、、。


あたしは大丈夫だもんねー、


だって、


、、、4あたりでわれ、


割れませんねえ、

7あたり


も、われませんねぇ、、、。



、、



てか、


17


って


素数??!??




ぎゃーーーーーっつ!!!






「いいなー杏、香谷くんとお話♪!うちのクラスから女子二人だよ〜〜〜。20分の1の奇跡!」



よかねーっ!!

しかも

んな奇跡!


いらねー!!!!


「いってらっさーい♪」


いってらっさーい♪、じゃないしぃっ!!!!!




「はい、じゃあ2, 3, 5, 7, 11, 13, 17, 19, 23, 29, 31, 37のやつは残れ。

1組から順に検査するからな。理系は6組から。残りは解散。戻れー。」、

って何?


あたしラスト(※杏は4組)のほうじゃん!!



あーっ!!!!



あれ、


3組の原田さんも、、、?



はらださん、



脚長い、色しろい、、、



きれいなひと、だな。



、、、、、、、。


、、、、、、



まだ原田さんの順番じゃないのに、



なにはなしてんだろ、

2人で。


同じ委員長だもんね、


はなすこといろいろあるよね


てか、



カノジョ、か。



いつ会ってんだろ。



放課後とか、委員長会議の後とか、。



放送部だから、毎日の打ち合わせの時とか、


あとあと、合同た、


「佐井田さん。」

「わっ!!」た、!!!


「なに?その反応はひどくない?今日同じ遅刻した仲なのに。」

!!!!!


た、


「た、高橋君!!」

び、びっくりした。


「あれ、てか、、、

あたしと、、高橋君だけ?」


「特クラだけ13、17番だけになったって。」


ま、じ、でっ?

じゃあ、



女子で★の奇跡からクラスで☆の奇跡に格上げねっ♪


まあ☆


あたしってば、

ついてるーーーーーーー(なにかが)(泣)


って!



「特クラだけって、、!」


「特クラに甘いよなー、せんせたち。いや4組には甘くないか、俺らは最後のほーだけど、6組は最初だし、」


いや、

指摘事項は甘いとか甘くないとかそこじゃ、、

(いや、そこもか、、)だとおもうんだけどね、高橋君、、、、、



「それとも遅刻したからかな?」



もっとも一番はそーだと思います。


、、


てか、


そんなことして、


うちらが生きづらくなることぐらいわかんないのかなせんせいたちは


「てかね、こんど朝言ってたやつとあってみるきない?」


「へっ?」


て、

てか今、

はなしが布団


もとい

ぶっ飛んだけど


朝ってーーーー


「朝言ってたやつってーー?」


「うん、塾で佐井田さんのことが好きなやつ。」


きいゃやあああああーーーーーーーーーーーっっつ!!!!!!!!!!((てかなにっ!?いま気温上昇した?!梅雨明けした?!!?))



うううん、!

さいだあんっ!!


おーーちーーつーーいーーてーーーーーーーー


おちついて!


とりあえず


ここは、


なまえをきく場面ところよ!!



ゴックン。



た、

「高橋くん、」

「あっ、いっとくけど、名前は教えらんないよ、(指差して)

ココ↓にいるから。」


ぎいゃあああああーーーーーーーーーーーーーっっつつ!!!!!!!!!!!


ココってなにっ!?!?

ここつて!!!!?


コこの現場っつ?!?!?!


「うん、あいつも確か素数。」そ、


そすーーーーっ!!!


ってことは12×8+2+2−おんなの子イコール、


きぃややああああーーーーーッ!!!!!!!!


た、

「高橋くん!」(佐井田)「高橋!」


うへ?


「やまぐぢせんせ!」


「おまえ、呼んだらすぐ来い、

はやく戻りたくないのかっ」

「はいー、」




なんつーグッドタイミング、、




、、


てか、



てか、




てか!



わたしを、


わたしを


すきなひとが、




この中にいるってことーーーーーっ??





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