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〜気がついたらドナドナされてました〜

((う…うう…))


俺は激痛で目が覚める。


((全身が痛い…瞼を開けるのも辛い…息苦しいし吐き気もする…))


まぶたも開けられぬ痛みが全身を伝う中助けを呼ぼうと声を上げるようとする。


「……………」


声が出ない。どうやら猿ぐつわをされている事に気がつく。状況が全く掴めず、困惑するが少し錯乱したあと心を落ち着かせ冷静に状況を把握してみる。


まず俺は…………誰だ?

さらに困惑する。記憶が抜け落ちている。いや、抜け落ちているとは言っても俺は日本人で男だった事は覚えている。確か成人はしていて………それ以外の記憶がまったくない。一般常識は覚えているのに、自分関連の記憶が殆どない。

なんなんだ?これはどう言う状況なんだ?頭を抱えようと手を動かそうとする。

「ジャラン」

……何だこの音は?鎖か?

しかも手が重いし動かない…まさかこれ手枷か?

よくよく考えるとさっきから足も動かない。さっきから尻が痛いと思っていたが長時間座らされてたようだ。

耳をすますと、さっきからどこの言語かわからない男の声と、馬の鼻息、そして現代では聞けないような馬車?の走る音と振動が聞こえる。


((もしかして俺、ドナドナされてる!?!?))


は?なぜだ?しかもなんで馬車?

酔って誰かに絡んで、そっち関係の人連れてかれ、海外にドナドナされたんか?

そう考えると全身が死ぬほど痛いのも納得できる。まじで何やらかしたんだ俺…

どうしようか、死ぬしかないのか、そんな事を考えてた矢先頭の中から声が響いた。


《お目覚めになられましたか、生体識別番号008番様》


なにこれ?もしかしてドナドナどころか既に人体サイボーグ化済み?もう人生終了?早くね?そう思ってると再度頭に声が響く


《こちらは転生者バックアップシステムでございます。身体に著しい損壊が見受けられます。至急回復する事を強くおすすめ致します。》


転生者バックアップシステム?なんだそれ?ラノベか?

ってゆうかなんでラノベの事覚えてんのに自分の事覚えてないの?


《現在の権限ではその情報にお答えする事はできません。》


うっわ、テンプレ。まあとりあえず傷を治さなくては、激痛で目も開けられん。このパターンなら魔法とかあるよな?俺回復魔法とか覚えてないかな?

そう思っているとまた声が響く


《ステータスを表示しますか? yes/no》


おー。ほんとにテンプレ。とりあえずyesと念じる


《確認しました。ステータスを開示します》


名︰無し

種族︰イノセンス 年齢︰10 職業︰重犯罪奴隷 性別︰女

HP︰11/4 MP︰4/4 力:9 持久力:10 敏捷:21 知力:30 魔力:20

状態︰骨折 裂傷 過労 栄養失調 出血 発熱 重犯罪奴隷の呪い 記憶喪失


使用魔法︰キュアLV1 スラッシュLV1


スキル︰システムLV1 忌み子LV1


称号︰《重犯罪者》《忌み子》《死刑囚》《転生者》《無垢なる者》



うっわ…

回復魔法はあったけど…状態どうした…ってゆうか10歳って俺間違いなく若返ってるよな、10歳で死刑囚だの重犯罪者奴隷だの何やったんだよ俺…

俺?あれ?これって俺でいいのか?性別女?あれぇ?俺男だったきがするんだけど…あれぇ…?おれって転生前幼女だったけぇ?あれぇ??

これもしかして俺の体じゃないのか?

と…とりあえずキュアって回復魔法だよな?周りの確認だけでもしないと、

えーとどうやって発動するんだこれ?

念じればいいのか?う〜ん…キュア〜…キュア〜…


念じてるうちに暖かいものが顔を包んでいく。あぁなんか風呂に入ってる感覚に近いかも…

だんだんと痛みが和らいで来たのを感じ、まぶたが若干開くようになったのがわかる。俺は目を開けるとぼやけた視界に人写っているのがわかった。








執筆慣れてないので誤字脱字多いかも…ほぼ自己満で書いているんで連載速度は未定

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