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異世界の竜騎士……になるはずが  作者: 中之下
第一章 出会い
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第2話 勉強

 椅子に座り、机に向かっていたレンは体を大きく伸ばした。


「痛てて……」


 一時間か二時間か、部屋に時計がないのではっきりとした時間がわからないが、結構長い時間机に向かっていたので体の節々が硬くなっていた

 ずっと何をしていたかといえば、文字の書き取りの練習だった。

 レンはなぜか最初からこの世界の言葉を話せたが、文字の読み書きはできなかった。話せるのなら読み書きもできてほしかったと思ったが、マーカスに聞いたところ前のレンは勉強嫌いでほとんど読み書きができなかったらしい。言葉は話せても文字の読み書きができないのは、前のレンが覚えていなかったせいだろうか。


 この世界にレンが来てすでに一週間がたっていた。

 あの集合体から、竜騎士になってほしいと頼まれてこの世界に来たレンだったが、幸か不幸かいきなり竜がやって来るような劇的な出来事は起こらなかった。

 ただ、この世界に竜が存在することは執事のマーカスに聞いて確かめていた。ファンタジー世界そのままに、空を舞う巨大な竜が確かにこの世界には存在しているのだ。もっとも簡単に会えるような相手ではなく、マーカスも若い頃に一度だけ、空高く飛ぶ竜を見たことがあるだけらしい。

 竜に乗って空を飛ぶ竜騎士もいるとのことだが、こちらは竜以上に希少な存在で今の王国には一人だけ、大陸全土でも数人らしい。

 この世界にレンを招いた集合体も竜騎士の数が減っていると言っていたが、そこまで少ないとは思っていなかった。少ないとはいっても竜騎士団を組めるぐらいはいるのだろうと思っていたが、ここまで少ないともはや絶滅危惧種だろう。

 そりゃ異世界からでも人を呼ぶよなあとレンは思ったものだが、一つ気になったのは竜騎士の役割についてだ。

 確か、集合体は竜騎士がいなくなれば世界のバランスが大きく崩れると言っていたが、具体的に何がどうなるのかはわからない。

 この世界には竜の他に魔法も存在しているようで――正しく言えば魔法と呼ばれる超常的な現象は存在しているが、残念ながら人間の魔法使いはいないとのことだ――まさにファンタジー世界といえる。だとすれば元の世界の常識など通用しない。極端な話、竜騎士が一人もいなくなった瞬間、天変地異が起こるかも知れない。

 竜騎士がいなくなったらどうなるか、などとマーカスに聞いても、一時的にいなくなっても、すぐに新しい竜騎士が現れるのでは? ぐらいの答えしか返ってこなかった。つまり何か良くないことが起こるというような話は伝わっていない。あるいはどこかに言い伝えや伝説があるのかもしれないが、今のレンにはわからない。


 あせったところでしょうがない。できることからコツコツやっていこうと思ったレンは、まずは館の周辺の探索から始めようと思ったのだが、ベッドから起きようとしたところでマーカスに強く止められてしまった。

 これは仕方のないことだった。なにしろレンは二日間も意識不明の状態だったのだから、いきなり起き上がって外へ出ようとしても止められて当たり前だ。

 だが言われた通りに、最初の一日目をベッドで寝て過ごした時点で早くも限界が来た。

 とにかくヒマでヒマでどうしようもないのだ。ここにはテレビ、ネット、ラジオといったものはなかった。本はあったが字が読めない。つまり暇つぶしの手段がなかった。そんな状態でずっと寝ているというのはつらかった。

 元の世界なら、自室での引きこもり生活を余裕で続けられる自信があったのだが、この世界での引きこもりは自分には無理だと痛感した。元の世界でもネットのない時代に引きこもりがいたはずだが、今のレンは彼らのことをある意味で尊敬している。退屈は本当に苦痛だった。


 念のため、マーカスに色々と話を聞いて確認したが、やはりこの世界の文明レベルは、元の世界の古代か中世のあたりのようだ。

 もっともレンは何となく古代や中世と思っているだけで、古代と中世の境目がどこにあるかわからないし、別の世界なので全く同じというわけでもないだろう。

 確実なのは、電気やガスは当然、蒸気機関もまだ発明されていないということだ。


 電気もないので、当然ながらレンの趣味の多くがこの世界には存在しない。ネット、テレビ、ゲーム、アニメ、全てない。

 だが本はあった。レンは読書も好きだ。マンガだけではなく小説だって読むし、たまに新書なども読んでいた。今なら退屈なので、それ以外のどんな本でも読むつもりだったが、ここでは本も高級品で、貴族の住まいであるこの館にも教科書用の本が二冊あるだけだった。

 とはいえ二冊でもあるだけでもよかったと思ったレンは、その本を持ってきてもらったのだが――読めなかった。

 話せるなら読めるんじゃないかと単純に考えたのだが、どうやら甘い考えだったようだ。


 一日何もしなかったレンは、何もしなかったために疲れてしまった。このままではダメだと思ったレンは、その日の夜にマーカスと話し合って妥協点を見出した。

 ベッドで寝ているのはやめ、起きて自由に行動して構わない。ただし激しい運動は禁止で、館から外へ出ることも禁止するというものだ。期間はひとまず一週間。それで様子を見るということで落ち着いた。

 マーカスは心配しすぎだろうと思ったレンだが、考えてみればこの時代には精密検査ができるような病院もなく、大丈夫かどうか確かめるには時間をおくしかないのだ。しかもレンには記憶を失うという後遺症が出ている――ということになっているから、心配するのも当たり前だ。

 だからレンはマーカスの言うことを全否定せず、ある程度までその言葉に従ったのだ。

 今のレンはマーカスの主人だから、レンが強く主張すれば最後は彼の方が折れたはずだが、レンはそこまでしなかった。というかできなかった。元々レンは押しの強い性格ではなかったし、誰かに命令することにも慣れていなかった。前の世界ではリーダーシップを発揮した経験もないし、常に受け身で人に命令される立場だった。

 立場が変わったからといって、そんな性格が簡単に変わるはずもない。


 それから一週間、レンは屋敷から出ることなく文字の読み書きの勉強をして過ごした。

 他にやることもなかったし、文字の読み書きができないと不便すぎると思ったからだ。

 読み書きは生きていくために必須の知識――レンはごく自然にそう考えたのだが、これは識字率が100%近い日本人としての常識だった。レンが今いる国ではまだまだ字が読めない人間の方が多かったのだから。


 貴族の息子であるレンには家庭教師がついていた。ハンソンという名前の老人だ。

 美人の女教師がよかった、などとレンは思わなかった。彼は若い女性が苦手だったからだ。

 一対一で話せば手に汗をかき、上手くしゃべれず言葉につまることもある等、もはや苦手というより女性恐怖症に近い状態だ。

 そうなった一番の原因は母親だ。こちらの世界ではなく日本でレンを生んで育ててくれた母親だ。

 レンの母親は有り体に言えば、男にだらしのない女だった。レンは母親のことが決して嫌いではなかった……と思う。だがレンを生んですぐ母親は父親と別れたため、レンは父親の顔を知らない。そして母親の付き合う男はコロコロ変わり、家には色々な男が出入りした。

 そして最期はどこかの男と一緒にふらりと一緒に出て行った。レンが小学生の頃のことで、以来、母親とは会っていない。それからはずっと祖父母に育てられたのだ。

 祖父母には愛情を持って育ててもらったから、自分ではそれほど不幸な生い立ちとは思っていない。だが、そんな経験がレンの性格形成に大きな影響を与えたのも間違いない。


 加えてもう一つ、些細だが大きな出来事があった。

 大学入学初日のことだ。とある女性からいきなり告白されたのである。といっても単なるドッキリだったが。

 どこかのサークルが、新しく入部してきた一年生にやらせている恒例行事らしく、すぐに他の上級生たちが出てきて種明かしするという、ちょっとしたいたずらだった。

 やられた方も軽く笑って受け流すし、レンもその場では笑ってすませた。しかし自分でも不思議なほど、この出来事は彼の心の中で尾を引いた。

 女性から告白されたのが初めてだったせいかもしれない。とにかく、それまでも女性が苦手だったのがさらにひどくなって今に至るというわけだ。

 そんなレンだったから、家庭教師がハンソンのような老人でよかったと彼は心から思っていた。美人家庭教師とのマンツーマンレッスンなど、うれしさよりも恐怖が先に来る。

 ちなみにおばさん、おばあさんぐらいの年齢になると苦手意識は薄れる。薄れるが、そもそも人付き合い自体が苦手だった。若い女性を相手にする時ほどひどくはないが、初対面の相手に気軽にニコニコ会話するのは厳しい。緊張せず接することができるのは、ヨボヨボの老人と、小学生ぐらいまでの子供だけだ。もっとも親戚との付き合いもなかったから、老人はともかく子供と話す機会もなかったのだが。

 さらに付け加えておくと実物ではなく二次元の女性ならビッチだって大丈夫だ。リアルとフィクションは別腹なのだ。

 老家庭教師のハンソンは、そんなレンにとってはありがたい先生だった。穏やかというか、ちょっと枯れてきているような老教師だったため、レンも話しやすかった。

 最初、彼に読み書きを教えてほしいと頼んだ際に返ってきた答えは、


「本気でしょうか?」


 だった。家庭教師としては失礼な言葉だったが、それもこれも以前のレンの行動のせいだ。

 以前のレンは勉強など全くせず自分勝手に過ごしており、ハンソンもそんな彼を見放して叱ることもなかった。

 それがいきなり勉強を教えて欲しいと言い出しても、にわかには信じられないだろう。

 だがレンがまじめに読み書きの勉強に取り組み始めるのを見て、ハンソンはすぐにレンのことを信じてくれた。


「どうやら頭を打って記憶を無くしたというのは本当のようですな」


「信じてくれるんですか?」


「今のレン様を見ていると信じないわけにはまいりません」


 マーカスといいハンソンといい、レンの記憶喪失という言い分をあっさり信じてくれた。ちょっと勉強しただけだというのに、前のレンはどれだけ問題児だったんだろうと思わずにはいられない。

 そうやって屋敷にこもって勉強すること一週間。こんなに勉強したのは大学受験の時以来だなと懐かしく思いながら、しかもその当時よりも集中して勉強に打ち込めたとレンは思った。

 他にやることがなかったし、読み書きはこの先の異世界での人生につながる大事な知識である。これからの生活がかかっていると思えば意欲も違ってくる。

 そして勉強の成果もあがった。

 自分でも驚くような集中力を発揮できたおかげか、それともこの体の頭がよかったのか、たった一週間である程度の読み書きを修得できた。

 完全に知らない言語なら、さすがにここまで早く覚えることはできなかったと思うが、レンは話せるが読み書きできないという状態が出発点だ。前の世界でいえば、知らない漢字を練習しているようなものかもしれない。

 しかもこの世界の文字は元の世界のアルファベットと共通点があった。

 大文字と小文字がそれぞれ二十三文字とアルファベットより三文字少ないが、形や発音が似ている文字が多くあり、文法も似ている部分があると思った。もっともレンは英語が苦手だったから、どこまで共通しているのかはっきりしなかったが。

 だがここまで似ていると偶然とは思えない。もしかしてこちら側の世界と、向こうの地球とはなんらかの交流があったのではないかとレンは思った。

 ここにこうして自分がいるのだ。昔、こちら側と地球との間で人に行き来があり、その際にアルファベットが――どっちからどっちへかはわからないが――伝わったとは考えられないだろうか?

 だとすれば自分の他にも地球から来た人間がいるかもしれない。いたらぜひ会ってみたいものだが。

 すでに家族とは死別していて――父親と母親の生死は不明だが、レンは死んだものと思っている――人付き合いが悪く親しい友達もいなかったレンは、日本に特別会いたいと思う相手はいなかった。それなのに、向こうの地球人なら誰でもいいから会いたいと思うのは、自分でも少し矛盾しているような気がした。自覚はないが心のどこかで寂しさを感じているのだろうか。


 日本で死んで、否応無しにこちらの世界に来たレンだが、もし前の自分に生きて戻れるとしたら、今すぐにでも戻るだろう。

 会いたい相手もいないし、独身でお金もそんなにない暮らしだったが、それでも日本は便利な世界だった。この世界の平民はもちろん、貴族ですら一般的な日本人のような快適な暮らしは無理だろう。こちらの世界ではできない趣味もいっぱいある。

 文明の発展度が違うので仕方ないのだが、やはりこちらの世界は色々と不便だ。まだ一週間しかたっていないが、それは色々と実感した。

 例えば今、レンが勉強に使っている紙とペンだが、獣皮紙と羽ペンである。

 羽ペンはいちいちインクを付けて書かなければいけないので使いにくい。シャーペンやボールペンは無理としても、せめて鉛筆がほしいとレンは思った。

 獣皮紙は獣の皮から作った紙……らしい。らしいというのはそう言われているだけで、正確な作り方は秘匿されているからだ。日本で使っていたコピー用紙などと比べれば厚みがあるが、表面はなめらかで意外と書きやすい。元の世界にも羊皮紙という紙があったと思うが、使ったことがないので同じものかどうかはわからない。

 ただこの獣皮紙が高い。

 一度書いたら使い捨て、などということはもったいなくてできないので何度も繰り返して使っていた。消しゴムみたいな道具はないが、獣皮紙は表面を削ることで再利用できるのだ。

 獣皮紙は製紙ギルドという職人組合で作製されているとのことだが、ここが製法を秘匿して独占しているので値段が下がらないそうだ。どこの世界でも独占企業は強い。

 ちなみに普通の紙――植物から作る紙――もあるそうなのだが、こちらは獣皮紙よりも高価なのだそうだ。普通に考えて動物の皮から作る獣皮紙より植物から作る紙の方が安くなるはずなのだが、残念ながらレンのいるグラウデン王国の製紙ギルドは紙の生産技術を持っていない。よって紙は全て輸入品となり、そのために国産の獣皮紙より高級品となっているのだ。


 異世界転生ものの定番なら、ここで転生主人公が元の世界の知識を活用し、紙や鉛筆を生産して大成功となるはずなんだけど……

 残念ながらそれはレンには無理だった。

 鉛筆にしろ紙にしろ、原料や作り方がよくわからないのだ。

 鉛筆の場合は芯の原料がよくわからない。色鉛筆はまったくわからないし、普通の黒の鉛筆にしてもあの黒くて硬い芯はなんでできているのか、レンは考えたこともなかった。

 木炭かそれとも石炭? でも鉛筆っていうぐらいだからもしかして鉛が含まれている? けどさすがにそれだと危険だから、鉛は製造に使われているだけかもしれない等々、色々と考えてはみたがわからない。元の世界ならグーグル先生にでも聞けばすぐに答えが出るのだが、こちらの世界では謎は謎のままだ。

 紙の場合は原料についてはわかる。木だ。木から紙を作るのだ。それはわかる。わかるのだが、具体的にどうやって作ればいいのかがわからない。確か木か何かを煮て溶かした液体を大きな木枠ですくっていたような映像を、某農業アイドルのテレビ番組で見た記憶はあるのだが、うろ覚えなのではっきりしない。

 こんな調子でレンの持っている知識は今のところなんの役にも立っていない。

 仕事で覚えた知識はそれなりにあるのだが、なにしろ元の世界での職業はプログラマーである。考えてみればこれほどファンタジー世界で役に立たない職業もないだろう。コーディングの技能が役立つ日が来るまで、はたしてこちらの世界で後何百年かかるのか。

 こんな事になるのならもっと色々な雑学を覚えておけばよかったと思ったが、まさかこんな事になるとは思ってもみなかったのだから仕方ない。

 それに人間は環境に慣れるものだ。使っていれば、羽ペンと獣皮紙にも慣れてくる。夜は日が暮れれば眠り――明かりにはろうそくがあるが、これにもお金がかかるので無駄遣いはできない――朝日とともに目覚める生活は日本にいた頃よりも健康的だ。


 だがそうやって不便な生活に慣れていく一方で、全く慣れないこともあった。

 食べ物だ。

 今のレンは貴族の三男だが、田舎に謹慎中の身なので贅沢はできない。とはいえそこは貴族の家なので腹を空かせるようなこともない。基本はパンで、毎食お腹いっぱいになるだけの料理は出るので、量に関して不満はない。

 毎食とはいかないが肉や魚も食卓に並ぶ。新鮮なものではなく、干し肉や干物で、元がどんな動物や魚なのかも気になるところだが、まあ、それも我慢できる。

 不満があるのは味だった。

 まずパンだが、日本で食べていたパンとはまるで別物で、硬くておいしくなかった。菓子パンとはいわないが、日本で食べていたふっくら柔らかな食パンが食べたい。

 そして調味料が塩しかないのである。

 最初はそれほどでもなかった。日本で食べていた料理と比べると味付けは単調だったが、食べられないほど不味くもなかったので。だが一週間も同じような塩味の料理を食べ続けているとすっかり飽きてきた。

 レンは自分では食にこだわりを持っていない方だと思っていた。おいしいものを食べたいかと訊かれれば食べたいと答えるが、高いお金を出そうとまでは思わない。日本にいた頃は食費を削ってオタク趣味にお金をかけることもあったし、安い食べ物でもおいしいと満足していた。

 だが今の状況になってみて、以前の自分がいかに恵まれた環境で暮らしていたかを思い知らされた。

 ラーメン、牛丼、ハンバーガー。日本だと安いチェーン店があったりして、貧乏人向けと言っている口の悪い人間もいたが、グラウデン王国ではどれもとんでもない贅沢品だ。まず肉が高い上に、調味料をたくさん使っている。こちらの世界にも胡椒などの香辛料は存在するようなのだが、値段が無茶苦茶高いのだ。紙と同じでグラウデン王国では生産されておらず、遠くの国から輸入するしか手に入れる方法がないためで、それを口にできるのは王侯貴族や裕福な商人ぐらいらしい。レンも一応は貴族の家の人間だが、残念ながらそこまでの贅沢は許されていない。

 まるで大航海時代だなとレンは思った。

 とあるゲームで得た知識によると、大航海時代のヨーロッパでは胡椒と黄金が同じ価値を持っていたらしい。そして今のレンにはその気持ちがよくわかった。大金をはたいてでもおいしい物が食べたいと心から願った。

 もし本当に僕が竜騎士になれたとしたら、まずは空を飛んで香辛料の買い付けに行こうとレンは決めた。自分で使う分を確保して、残りを売れば大金持ち間違いなしだ。

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