表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
東方不愛記 2  作者: レモン
4/4

大切な人

ーーー地霊殿ーーー


夕「ここか」


俺は地霊殿の前で飛ぶのをやめ


夕「見た目だけだったら紅魔館に引けを取らないでかさだな」


ギィィィィ


大きな扉を開け中に入る、少し歩くと大きな広間に出たそこには


夕「霊夢!魔理沙!」


霊夢と魔理沙が倒れていた


夕 (外傷はない、呼吸もしている生きているがどうやってこの2人を傷もつけずに?)


??「あなたも彼女達の仲間ですか」


夕「お前は!?」


そこにはピンク色の髪をしたちっさい少女がいた


夕 (こいつが霊夢達を、こいつ自身も傷がないところを見ると相当な手練れ)


??「安心して下さい、彼女達には眠ってもらっただけです、私自身はさほど強くないです」


夕「!?」


??「失礼しました、私の名前は古明地 さとり、心を読む程度の能力を持っています」


夕「心を?」


さとり「はい、それで一つ頼みごとなのですが、今回の異変は私の家族が起こしたのです、なので私に任せてもらいたいのですが」


夕「嫌だね、霊夢達をこんなことにしててはいそうですって引き下がるわけねぇだろ」


さとり「………そうですか、残念です『終わらぬ幻想ゆめ


パチン


さとりが指を鳴らすと


夕「!?」


あたりが崩壊し


夕「な、何だ!!??」


俺は意識を失った


さとり「あなたは私と似た境遇にいた、だからこそ手荒な真似はしたくなかったのですが仕方ないですね」






夕「う、うーーん…………」


目が覚めると俺は路地裏にいた


夕 (今まで気絶してたのか?…………何かあった気がするが思い出せない)


夕「………」


俺は暫く思い出そうとするが


夕「無理だ、思い出せそうで、思い出せない」


??「!!⚫︎⚫︎!!」


夕「⚫︎⚫︎?」


そう叫ぶ声が聞こえ俺は声の方を向くそこには1人の女性が立っていた


??「やっぱり⚫︎⚫︎なのね、探したわ」


夕「待て、お前は誰何だ?」


??「私はあなたのお母さんよ」


夕「え?」


母「あなたは小さい頃に空き巣に入られてその時に連れ去られたの」


夕「いや、待て何で俺がお前の子供だってわかるんだ」


母「そんなの、親子だからに決まってるじゃない、さぁ可愛い⚫︎⚫︎一緒に帰ろう」


夕「え?え?え?」


夕 (こいつは俺の母さん?親?何で?何で今更?俺に家族?)


母「⚫︎⚫︎はちっさい時はハンバーグが好きだったよね」


夕 (どういうことだ?何故?)


母「本当大きくなって」


夕 (何で泣くんだ?お前は本当に家族なのか?)


母「うっ………うっ……」


夕 (何で?待てよ?俺には他に大切な奴がいたはずだ誰だ?思い出せない)


母「よかった…よかった…⚫︎⚫︎が生きてて)


夕 (だったら名前で呼んでくれ⚫︎⚫︎ってなんなんだ?聞き取れない)


母「もう少しで家だからね」


夕 (違う!俺は!こんな奴家族じゃない!もっと大切な奴がいたはずだ!!)


母「どうしたの?何か気に触ることでも言った?」


夕 (違う!違う!違う!違う!違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う)


母「綺麗な夕焼けね…」


夕 (夕焼け…何か思い出せそうな気がする………)


??(「今が夕方だから、夕は?」)


夕 (誰かが昔そう言った気がする、誰だ?)


??(「あなたを苦しみから救いたい!」)


夕 (誰なんだ?一体)


母「⚫︎⚫︎?」


夕 (一つ言えるなら)


母「どうしたの?⚫︎⚫︎」


バキィ


そして俺は母を殴った


夕「俺は⚫︎⚫︎じゃねぇ、夕だ」


母「ど、どうして…」


夕「俺にはお前じゃない大切な奴がいる、悪いがお前について行くわけにはいかねぇ」


母「う…そ………⚫︎…⚫︎」


夕「残念だったな⚫︎⚫︎なら他をあたってくれ、俺は夕だ」


そして世界にヒビが入り、崩壊した







夕「はー…はー…」


さとり「そ…そんな、この術が解かれるなんて、何故貴方の望んだ幸せ通りにいかないのですか!?」


夕「そんなの…こいつらが…いない世界なんて糞でしか…ねぇからだよ」


さとり「嘘…そんな筈はこれは貴方が望んだ…」


夕「残念だったな…お前のシナリオ通り進むと…思ったか?」


さとり「くっ……」


夕「さとり、悪いことは言わねぇ…霊夢達の術を解けそうしたらお前には何もしねぇ」


さとり「それは私以外には何かするということですか?」


夕「………お空とか言う奴には何かするかもな…あと邪魔する奴は」


さとり「正直な人ですね」


夕「心を読めるのだろ?」


さとり「………分かりました、術を解きますただお空を止めるのに私もついていかせてもらいます」


夕「何故だ?」


さとり「家族を守りたいからですよ」


夕「好きにしろ」


さとり「では」


パチン


そしてさとりが再度指をならす


霊夢&魔理沙「はっ!!!!」


霊夢「超豪邸は!?」


夕「お前がそんなもの手に入れるわけねぇだろ」


魔理沙「幻のキノコは!?」


夕「その名の通り幻になったな」


霊夢&魔理沙「そ、そんなーーー………」


夕「とりあえず、異変解決続き行くぞ」


霊夢「超豪邸……」


魔理沙「キノコ…」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ