狂鬼
夕「………いってぇ」
現在俺は星熊 勇儀とかいう鬼と戦っている、が萃香と同じ鬼なだけに強い、そもそも何故こんなことになってるかというと
ーーー朝ーーー
ズドォン
この爆発音みたいなのがし、俺は起きた外に出てみるとそこから間欠泉のようにお湯がでていたんだ
夕「なんだこれ?」
その日やることもなく穴の深さが気になった俺は
夕「入ってみるか」
ということで入ってみた
しばらく落ちて?いると底が見え、止まるそこは地下洞窟みたいな広さだった、暫くあたりを探索していると
霊夢「何してるの?」
俺と同じように間欠泉が湧き、更にそこから怨霊が出てきたから、異変だと考えた霊夢とそれに誘われた魔理沙と会い、また暫く探索してると街があり(この間に嫉妬しまくる妖怪や、蜘蛛の妖怪がいたが霊夢が話も聞かず倒してしまった)
街に入る前に川?みたいなのがありそこの橋の下で飲んでた今戦ってる鬼、勇儀に話しかけられたんだ
勇儀曰く俺の持ってる鉄槌は昔私達と戦った人間が使っていたらしい、それを使うということは少しは腕が立つとか、というわけで喧嘩好きの鬼なだけに戦いを挑まれ、霊夢達には先に異変解決のために先に行ってもらったんだ
夕「はぁ……『鬼の鉄槌』」
勇儀「いくよ」
ズガァン!
こんな感じで戦闘が始まって拳と柄が互いに交わって辺りの地形も心なしか変わってる気がするが、まぁ殴り合っていたんだ、だが鬼の土俵でもある接近戦で勝てるはずもなく
バキィ
夕「ぐっ…」
もろに蹴りを受けた俺は吹っ飛び岩にぶつかった
夕「………いってぇ」
そして今に至る
夕 (萃香も強かったけど勇儀も強いな、そもそも『鬼の宴』を全て打ち砕かれた時点で分かっていたが)
勇儀「その程度かい?せっかくの鉄槌も持ち主がこんなのじゃ可哀想だな」
夕「だから、戦いたくなかったんだよ」
勇儀「ははは、まぁこれで終わりだ」
ヒュン
そして勇儀は拳を振り上げる
夕 (あっ…これ当たる)
避けようとしたがさっきの蹴りで、体が動かず
ドゴォン
夕「がは…」
ドサ
そして俺は倒れた
勇儀「呆気ないねぇ、もう少し楽しめると思ったんだが」
ゆらり
ゾクッ
勇儀「!!」
その瞬間勇儀は背中に悪寒を感じ
バッ
振り向く
勇儀 (いない!?)
狂鬼「お主に死なれたら、我も死ぬ、今回だけは我が戦おう」
勇儀 (この声どこかで)
狂鬼「本当のこれの使い方を見せてやろう『鬼の鉄槌』『鬼の宴』」
ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴン
勇儀「何だい…この数…」
そこには夕と比べ物にならないほどの鉄槌が現れ
狂鬼「いけ…」
勇儀「!!はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
ズガガガガガガガガガガガ
勇儀は無数の鉄槌を打ち砕いていくが
勇儀 (間に…合わない…)
そして狂鬼は腕を上に上げ
狂鬼「今は眠れ、若鬼よ」
振り下ろす、すると
ズドォン!!!!
勇儀「がっ………」
一本の鉄槌が上から勇儀を叩きつけ
ドサ
勇儀は倒れた
狂鬼「これが戦いだ、お主に身体を返そう」
そして体は夕に戻り、夕も倒れた
暫くし
夕「う………勇儀が倒れてる?」
俺は目を覚まし、状況を整理していた
夕 (思い出した、狂鬼が俺の身体を………同じ技でもあそこまで変わるのか……)
夕「とりあえず、霊夢達のところに行こう」
勇儀が異変のことについて説明した時に地霊殿が怪しいと言っており場所も教えてくれたので、俺はそこに向かう
夕 (………もし、あいつが俺の身体を完璧に乗っとったらどうなるんだ?)
その瞬間考えるのが怖くなり俺はそのことは忘れることにした