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模造刀

作者: 龍源寺直介

警察学校以来の同輩が殉職した


竹刀剣道は暴漢に太刀打ち出来なかった


仏前に亜鉛合金の日本刀を捧げる


翌日から秘密裏に短刀を現場に携行した


もう発射できない小型拳銃は棄てたのだ


常例のように事件が頻発し官吏は現場に向う


無念晴らさでおくべきか懐刀が激震した


そして凶悪な銀行籠城事件で模造刀は電光した


刃は賊の頭蓋を一刀両断し絶命せしめた


人質は全員無事解放され事件は事無きをえた


しかしその巡査長は実刑を科せられた


むろん執行猶予はない

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― 新着の感想 ―
[一言] 警察官の発砲許可の要る拳銃など無意味。武力は万能薬ではないが、副作用を伴う劇薬(劇的な効果)だ。 適切かつ的確に使う物(1発目は足元に、2発目は脚に、3発目は肩) 個人的には最低でも防具は…
2011/08/10 01:13 退会済み
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