プロローグ
ハロハロ〜!私は今日も今日とて、ヴォイドにて宝探しをしている18歳の可憐なナイス美少女だ。
天気は、晴れのち、曇りのち、トラップ日和、なんて素晴らしい1日でしょうか?こんな日には是非ともピクニック日和イ〜。
とは、ならないわよね〜
見える限りは、破壊の限り、燃やし、壊し、略奪し、踏みにじり、蹂躙する。
そんな、光景を連想させるような場所だ。
そして、私は生き延びるためにある人物を探しながら、また瓦礫の山に登る。
私は、瓦礫の山の中にある小さな手がかりを持って、旅に出る
『現ヴォイド21、1944年7月1日、ラムルグラートン』
「衛生兵は、まだか!!!」
「包帯を支給だ!早く、耐えろ!耐えろよ!」
やれやれ、この天才美少女のリゼ様が来たっていうのに、なんだこの雰囲気?。
あたりは、粉塵まみれで湿っぽい、冷たい風、おまけに血の臭いときた。
はあ、乗り気はしないけどやるしかないか。
私は、この最悪な現場で作業をする。
ヴォイド、それは人々の記憶や、葛藤、未練、後悔の魂が集まるのがここヴォイドだ。
そして、ヴォイドにはその魂が残した。その時代の再現が行われる。
その、再現空間に残された、古代の遺物や貴重品などを収集し換金するのが、ランナーの主な仕事だ。
ランナーは、基本的に危険な仕事だ。
ヴォイドに入っても、別に透明人間になるというわけでもなく、生身のまま干渉することになるゆえ、撃たれれば、死ぬし刺されれば死ぬ。
そして、尚且つその魂は壮絶な人生を歩んでいることが大半だ。
だから、ランナーになるものは多くはない。
だが、そんな過酷なものにも関わらず、ランナーは止まることを知らない。
それは、金のため、知識欲のため、そして偽善のために。
「ハア、ハア、(;´д`)」にしてもさ、寒すぎるっしょ、ガタガタガタ、このままではと私は身を屈め熱を逃すまいとうずくまった。
うう、そういえば前にも、こんな感じに現場をよく調べずに行ってえらい目にあったような、それで組合の方にも迷惑かけちゃってたしで、天才美少女の名にさらに傷がつく羽目になるわ、もう!穴があったら入りたい。
「きみ」
ん、え?
「よかったら、これどうぞ」
私は、その顔に見覚えがあった。
彫りの深い顔、高い背と鼻、帽子からはみ出ている青い髪、間違いない。
「ヴィル、・バリカート?」
「え、どこで私の名前を?」
は、!しまった、頭が回っていなくてつい、口に出てしまった!。
「まあ、いいとりあえずその格好では、寒かろう?、私の野営地まで案内する。」
「ついてきたまえ」
ヴィルは、手に持っている分厚い防寒ジャケットを私に羽織らせ、歩き出す。
あ、ちょ待て、早くね?!。数分後
「ぜえ、ぜえ、ぜえ」
ついてくので、、やっとだった。
ハア〜、あったかい。
ヴィルは、私を自分のテントの中に入れ、少し衣服をはらい、毛布をかけてくれた。
なんて、優しい男だよお、でもごめんね!私は、天才美少女だからね。
そう簡単には、堕ちわしないわよ!。
「ところで」
ビク!「ヒャい!!」
「きみは、一体どこの部隊の所属だね。」
「その服は、見たところ、一般の衛生部隊の服とも装備ともかけ離れている。」
「なのに、なぜこんな最前線地域にいる?住民には避難勧告は出しているはずだ。」
「それに、なぜこんなところで半袖なのだ?ここは、ゆうに-20°になる厳しい環境の土地だ。」
あ〜、そうだな、確かに疑問なところが多すぎるわな。
未来を改変しすぎない程度で、答えるか。
「ええと、まずは助けていただき、ありがとうございます。」
「私は、その〜そう!記者でして!このような格好なのですが、あまり現地のことを調べずに直行してしまったが故に、防寒対策を怠っておりました、本当にあなたには、感謝しております。」
「、ふむ、なるほど」
あぶね〜、耐えたか?耐えたかな?、とりあえず、これで通すことにしよう。
「まあ、あまり深入りはするな、ここはあと少しで荒れるぞ。」
「え?」
「そろそろ、奴らの動きが活発になる頃だろう。」
奴ら?それってもしかして




