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妖跋に駆ける  作者: ルールールー
3/3

試験編

はーい。結構投稿さぼってしまってたルールールーです。すみません。これでも反省してます。

今回はちょっと退屈な話かもしれないです。次の話からようやく事件が発生しますのでまっていてください!

実技試験 戦闘区域

 試験官たちによって結界が解除された瞬間どのチームも我先にと駆けだした。もたもたしていれば呪妖を狩りつくされる可能性もある。もっとも呪妖の数に上限があるかは俺のしったところではないが。

「このぐらいのスピードで疲れないか?」

「僕は問題ないです」

「私も大丈夫です」

 ついさっき呪式の開示をしあったが茜の呪式が気になる。

「そういえば駆さんの呪式ってなんなんですか?」

 秀明がきいてくる。

「身体能力解放の呪式かな」

「…便利そうですね」

「秀明今地味だなとかって思っただろ!」

「そんなことはないですよ?」

「まあ実際地味なんだけどさ」

「かける!ここら辺でいいんじゃないか!?」

 彩乃が聞いてくきた。

「そうだなここで彩乃の使おうか」

「共鳴呪式 やまびこ」

 彩乃が呪式を発動させる。彩乃の呪式は索敵にものすごく便利なものだ。戦闘時にはすごく頼りになる。

「周囲に4体で一番近いのは前方左からくる。」

「俺が先行する。」

「気をつけろよ!」

「先行させて大丈夫なんですか?」

「問題ないよ。あいつの呪式地味に聞こえるけどすごいんだぜ。」

「解放呪式 呪力解放」

 来た。頭が真っ白になってくるこの感覚。己じゃない何かが呪力を流し込んでくる感覚。

「ねえ。苦しくないの?」

!?

「だれだ」

「…今は何も言えないよ。でも呪妖の落胤が近くにいる。これは警告。住まわせてもらってるお礼…」

 意識が現実に引き戻される。すると目前に呪妖がいた。

“おい駆!問題はないか?”

 彩乃の意識共鳴か。

“準備体操がてら殲滅しとく。”

“大丈夫なのかよ”

“問題ない”

「解放率10%」

―― 一閃 ――

スパン

 敵の体が両断される。支給されたデバイスを確認すると2点と表示されていた。

「駆!倒したのか?!」

「ああ他もあんな感じなら普通に勝てるだろう」

「じゃあ次は僕も一緒にはいりますよ?」

「ああ」

 彩乃によればさきほど検知した他の呪妖はすでに倒されたらしい。だから他のところに向かうことにした。

「あ、あの。」

茜が話しかけてきた

「どうした」

「場所さえ教えてもらえれば私の能力で飛べます。」

 一瞬思考が止まった。転移系の呪式はものすごく希少だからだ。単純に驚いてしまった。しかし転移系ならばなぜさっきそう言わなかったのだろうか。説明が難しいわけでもないだろうに。

「そうか。彩乃教えてやってくれ」

 彩乃が場所を伝える。

 ガチャッ

空間が歪み目の前の空間に穴が開いた。

「行きましょう。呪妖近くのビルにつないであります。」

穴をくぐるとビルの中に出た。そして目の前の窓からは呪妖が見えている。

「彩乃。何体だ。」

「5…体?」

彩乃が釈然としない様子で言う。

「どうしました?」

「いやなんか5体のうち2体の様子が変なんだよね。他と違うような」

「どう違うんだ?」

「なんというか…」

彩乃がそこまでいいかけた次の瞬間地面が大きく揺れた。地震ではない。近くで巨大な爆発が起きたのだ。

「なんだ?!」





茜...転移系の能力だったのか...。あっ!今そこのあなたありふれた能力って思ったでしょ!そんなことはないですからね!?じゃあ次回をお楽しみにしててください! 

パアラム(バイバイ)!

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