表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/21

プロローグ

父さんは、高校教師をやっていた。

しかし、それは過去のことになっていた。

その理由は暴行で父さんの担当の生徒が校長先生に「学年で一番成績が悪かった者は即退学だ」と言われ殴ってしまい、父さんはそれを止めようとして無意識に自分もその生徒に手を出してしまっていたからだ。

その後、その生徒も父さんも高校を辞めたのは言うまでもない。


母さんは、辞めた日の夜に荷物をまとめ家を出て行ってしまった。

何も言わず、置手紙さえ書かずにたった1人で。

現在は、1年間仕事を探し歩きやっとまともな仕事をしている。

1年間努力して見つけた仕事は、街中にある小さい塾であった。

あんなに努力したのにと思うが、父さんは今年で40歳なので雇ってくれないのは当たり前だがこれでいいのだと思う。


そんな父さんの名前は、進藤道重という見るからに渋い名前だ。

そして、今まで父さんを紹介してきた自分が進藤真那(主人公)で長女。

上に兄が1人と下に双子の弟妹が2人いる。


こう考えると、よく1年ももったなって感じがするのだが…。

こうして私たち5人家族の生活が今日も1日始まろうとしている。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ