表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
人生は不幸のみ成らず~Love from the unlucky~  作者: waiver
あの家にもう一度
8/11

実栞からの突然の誘い

旭陽「…」

実栞「…」

俺は今、実栞ちゃんと二人で帰宅路を歩いて帰っている

お互いの家が近いことは昨日発覚したので帰り道も一緒なのだが…

麻妃「私は先に帰るねー?お二人さんごゆっくりねー」

琉依「悪りぃ、俺用事あるから先帰るわ」

あの二人…さっさと帰って俺たちを二人きりにしたのだ

旭陽(何を話せばいいんだろう…)

そして…

旭陽「じゃあ俺の家向こうだから…じゃあね?」

挨拶だけでもして別れようと思ったその時…

実栞「あの!」

旭陽「ん?…何?」

実栞「今日も…」

旭陽「えっ?聞こえないよ」

実栞「今日も家に来れませんか!?」

大声で実栞ちゃんはこう言って顔を真っ赤に染めた…

旭陽「いいよ?別に」

旭陽(可愛いなぁ…)

実栞「本当っ?やったぁ!」

初めて聞いた喜びの声…

それは見ているこっちまで嬉しくなるような笑顔だった

旭陽(この前の暴力事件が嘘みたいだ)

俺は昨日の光景を思い出した…

一人の少女が三人の少女に集団暴行を繰り返される…

そんな嫌な光景…

あの時のいじめっ子がいなくなった後の実栞ちゃんの涙を俺は忘れないだろう…

ふと、そう思った

旭陽(俺にできることがあれば…)

俺は実栞ちゃんと接する機会を増やそうと心に誓った…

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ