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人生は不幸のみ成らず~Love from the unlucky~  作者: waiver
あの家にもう一度
7/11

学校生活

放課後…

旭陽「ふぁぁ…」

琉依「おいおい…夜遊びかぁ?旭陽らしくねえなぁ?」

旭陽「別に夜遊びなんかじゃ…」

琉依「いいって、旭陽もそういう年頃だもんな!」

旭陽「いい加減に…あっ…」

実栞「あっ…やっと…見つけた…」

旭陽「君は…実栞ちゃん…だよね?」

実栞「はい…実栞です」

琉依「えっ?可愛いじゃん!旭陽の知り合い?」

旭陽「まあな、昨日知り合ったんだ…」

琉依「君どこのクラスなの?」

実栞「私は1-3です…」

俺たちは2-2だった

琉依「まさかの年下か!?」

旭陽「それは俺も知らなかった」

琉依「よく2年の教室に来れたね?」

実栞「保健室に寄ったから旭陽さんを探してました」

旭陽「保健室?どこか悪いの?」

実栞「あの…今日はただ…血が…出てきた…から…」

琉依「えっ!?どこから出たの?」

実栞「あの…えっと…その…」

旭陽「おい!琉依!いい加減に…」

俺が言葉を言い切る前に、何かが目の前を高速で通過した

それは、俺達も履いているスリッパだった

スリッパは吸い込まれる様に、琉依の後頭部へ…

琉依「痛ったぁ!!」

スリッパを撃った張本人は麻妃だった…

麻妃「…」

何故か麻妃の周りからはオーラが出ている気がした…

琉依「何するんだよ!」

旭陽「おい、止めとけ」

琉依「何でだよ!」

麻妃「あんたいい加減にしなよ!!」

琉依「なっ…何だよ…」

実栞「あの…いいんです…そっ…その…違う…と思うから」

麻妃「違うってどういう意味なの?」

実栞「いや…あの…ねぇ?」

旭陽「えっ?」

実栞ちゃんは疑問文を残して俺に話を回した…

旭陽「あぁ…あれね…」

実栞「うん…」

琉依「おいおい、何だよ!二人で何を隠してるんだよ!」

麻妃「旭陽?あんたこんないい子に手を出して…」

旭陽「待て!二人とも落ち着け!」

麻妃「ねぇ?手ぇ出したの?」

旭陽「出してないって!ねぇ実栞ちゃん!?」

実栞「本当に別に何もないですよ…」

旭陽「ほら!麻妃!」

麻妃「…」

旭陽「麻妃ーっ!」

俺はこの後、十分程かけて麻妃を説得した…


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