編集中 ↓ 読まないでね☆
今回は少しエグい内容に成っておりますので苦手な方はご遠慮ください。
戦いは、激しさを増していく(?)ようです。
1.語り部 ???
俺は兵士だ。
つまり戦いのエリート。
そして、俺の所属する「チーム K」こそ能力者を退治し、町の…いや、世界の治安を守る組織だ。
最近「ボランティア」などと言う能力者の集まりが活躍しているなどと言うデマが広がっているようだが俺は絶対に認めない。
俺たちは例え正義の能力者であろうと、能力者ならば退治しなければいけない。
まあ、能力を持って生れた時点で化け物なのは変わらないので、死ぬ運命なのだ。
そして、今、俺達は記憶操作の能力を持つ化け物を追っている。
もし見つけたならば例え、「ボランティア」であろうと、殺せとの命令だ。
「しかしまあ」
「あん?」
「こうも辺りが暗いと、ちょっと怖いよな」
「な~に言ってんだおまえは…俺達は正義のヒーロー。恐れることは一つもない」
「ま、そうだな」
そう言って笑い出す仲間の兵士たち。
確かに現在兵士の数は35人、加えて暗視ゴーグルにライフル、ショトガンと、一言で言ってしまうと無敵だ。
「今、何時だ?」
「もうすぐ2時だな…よし、そろそろ来るぞ」
本部の情報に寄るとこの時間に記憶操作の能力者はコンビニで買い物をしてから家に帰るらしい。
こんな面倒くさいやり方しなくても「ボランティア」本部に乗り込めば良いものを…
すると突如、場を仕切るリーダーの声が悲鳴に変わった。
「ぎゃああぁぁあああああ!!!」
突如、悲鳴が聞こえた。
「何だ、今の叫び声は…ぐぁぁあああぁあああ!!!」
「お、おい? ひっ?」
次々と叫び声が聞こえる。
何が起きている!?
と、考えた途端に左腕に激しい痛みが走った。
「う、うわあああぁあぁあああ!!!」
暗視ゴーグルで見えたのは能力者でも味方でもなく、肘から下が無くなった俺の左腕だった。
「まったく…」
後ろから若い女の声がした。
恐る恐る振り向くと
と、同時に今度は腹に激痛が走る。
女の腕が俺の腹に風穴を開けていた。
「まったく。せっかく達也の役にたてると思ったのに」
目の前の女は躊躇なく俺の腹から腕を抜き取った。
そして、血をペロリと舐める。
「うわぁ。まっず。達也の血はもっと美味しかったよ」
俺は意識を手放しそしそうになりながらも目の前の女に銃を向ける。
だが女の姿はもうなくなっていた。
「くそ…」
周りの兵士の声が聞こえなくなった事にも気づかず、脳に衝撃がきた所で俺の意識はなくなった。
2.語り部 達也
「何か悪い夢でも見たかな?」
午前2時半ごろ、僕は突如目を覚ました。
団長に能力者退治を以来された次の日の春である。
あのあと団長は帰りリカは買い物に行った。
僕たちの指揮は副団長がするらしい。
あの人の事苦手なんだよな~
殴られた回数も両手の指じゃ、足りないぐらいだし…
そんな事を考えていると…
「ただいま-☆」
1階からリカの声が聞こえた。
続く