表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

最近懐かしいアニメを見て感じた事 ~設定だけならなろう小説と差はないのでは~

作者: 腕時計

特定の作者、作品、ジャンルを非難するものではありません。

失礼なこと書いてたらゴメンなさい…

書きたいことはタイトルの通りです。

十数年前の名作アニメ映画をつい最近録画していたので見ていました。本当に気が向いた時にしかしませんが、そういった面白いと思うアニメやドラマを自分なりに小説ぽく書いて練習します。


で、ぶっちゃけ設定とかだけ見るとなろう小説と変わらないわけですよ。ファンの人には文句言われるかも知れないですけど…


主人公の男の子はある日突然、女の子に出会って運命が変わります。海賊に襲われたり、軍に襲われたり、女の子を救うために海賊と共に行動したり。男の子に不思議な力はありませんが、器用ですし主人公補正もあります。この時点でだいたいどのアニメか分かりそうな気もしますが続けます。


無双するわけではないですが、否定的な目で見るとやっぱり都合が良い事も起こります。まぁ、創作品ですし、これだって極端な話なろう小説とあまり変わりません。(プロが創っているという点やそもそもアニメと小説を比べるのはナンセンスというのは今は抜き)


でもね、一々そういうものが目に着かないんです。なんというか陳腐な言い回しかも知れないんですが上手なんですよ。

例えば優しいって言うキャラ設定があります。優しいにも色々あるわけですが、基本的な心優しいを想像してください。

確かに優しいと言うのはある意味表現的には簡単かも知れない、登場キャラに優しいと言わせれば良いんですから…

しかし、あんまりにもそれが多発すると言わされている感が強くなります。

さっきの主人公は海賊側に着くときにそのまま連れて行けない動物を逃がします。

「みんな元気でね」

と、言う言葉と檻を開けるシーンしかない短いワンシーンですが、他のシーン等の補足と合わせて主人公の優しさが視聴者に伝わるわけです。。(もちろん声優の名演技がついていると言うのも大きいと思いますが…)

正直言うと、どの方の作品がどうのこうのと言ったものではなく

作風自体があまりにも分かりやすいといった事に集中していると最近の小説を読み思います。

特にその作品の固有設定は意図的に分かりにくく(後々の話を広げていくため)逆に内面の示唆を表す描写を分かりやすくなっている傾向に感じられます。さすがに恋愛小説はこのあたり上手いと思いますが…

結局の所、作品のクオリティにはメインのストーリーだけではなく、サブのワンシーンである描写の繊細な書き方も必要なのでは?と言う話です。そうすればキャラにも読者は愛着が湧くのではないのでしょうか。それこそアニメやマンガのように絵がないのですから文章を書くのが上手い人なら面白く書けるのでは?


…まぁ、んな事出来たら苦労せんわ!って話ですけどね。書いている私自信、モロに当てはまっていました。

とりあえず大切な事は描写で伝える事によって間接的にそのキャラの在り方を伝える事ですね。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 創作娯楽文化の本質論として的を射ていると思います。 基本的に人間が創作物から快楽を得るメカニズム自体は昔のアニメやマンガに限らず、文明発祥のころからあまり変わってはいないと思います。 そ…
2017/10/10 19:15 退会済み
管理
[一言]  そこで大差ないと言っちゃうと、なろう作品の代名詞みたいに言われてる、異世界転生や召喚、神様チートなんて設定、必要ないよね? ってことになるんですけど。  アニメやドラマを逆に文章に落とし…
[一言] そりゃ設定だけなら同じかも知れないですけど、なろう主人公はどちらかというとムスカに近いですし。 なろうで連載したら、『いきなりラピュタの王族だと言われてしまった件~底辺だった俺がチート古代…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ