『ゆう』と『なみ』と『リオン』ちゃん
(二話)+αの一話です。
タイトルは、長いですが、どうしても、ある、お方が入れて欲しいと、言うのでこうなっちゃいました。
もう、誰かわかりますよね。
作者 石……田… リオンだよ
ねこ「違うだろうが!!」
リオン「それでは、どうぞ」
なみの妹のゆうが、家の階段を上がる音が聞こえる。
ゆうは、なみの部屋のドアをノックする音がする。
ゆう「お姉ちゃん、起きてる?」
なみ「今、ドアを開けるね」
と言い、なみは、ドアを開けた。
すると、リオンは、なみの背中に隠れた。
ゆう「何を朝から騒いでるの?」
と不思議そうな顔で、なみを見ている。
なみ「何でもないよ。何でも…ない」
ゆうは、なみの様子がいつもと違うと、すぐに見抜いた。
ゆう「お姉ちゃん…。何か隠してるでしょ?」
なみ「何にも隠してなんかいないよ。」
なみは、リオンを必死に隠そうとする。
ゆう「うそ!お姉ちゃん?後ろにある物、見せてよ」
なみは、心の中で優斗から以前聞いた事を思い出した。
それは、『妖精なら普通、他の人には見えないんだよ』と言ってた事を。
『大丈夫、きっと、ゆうにだって見えないよ』そう自分に言い聞かせゆうに
なみ「じゃあ、隠してないから、後ろみていいよ。」と言ってクルリと回った。
その時、リオンがゆうの方に向かって飛んだ。
ゆう「きゃっ!」と驚いてドン!と腰を落とした。
なみ『えっ!何でゆうに見えてるの?』となみも驚いていた。
リオンは、その様子を部屋の上の方から見ている。
リオン「私の事、見えるの?」とゆうに聞く。
ゆうは、不思議そうな顔をしてリオンを見つめる。
優斗「多分、なみと同じ血を受け継ぐ、ゆうちゃんなら妖精が見えたとしても、おかしくない」
なみ「ゆう、リオンちゃんの事、見えてるの?」
ゆう「あの子リオン…ちゃんっていうの?」
リオン「リオンちゃんだよー。よろしくねー」
リオンは、ゆうの周りをクルクル飛び回る。
なみは、これまでの事をゆうに話した。
ゆう「リオンちゃん、私も、お友達になって欲しい!」
リオン「お友達いっぱーい出来るの。嬉しい!」
ゆう「私は、お姉ちゃんの妹のゆうだよ。よろしくね」
リオン「私は、リオンだよ。よろしくね」
リオン「なみも、ゆうも、お友達!」
ゆう「お姉ちゃん?今日、何曜日か判ってる?」
なみ「今日は、確か月曜日だよね」
ゆう「だよねって……」
なみ「学…校…!時間ギリギリ!、遅れちゃう!」
ゆう、となみは、慌てて支度をする。
そして、急いで走って登校するのでした。
ねこ(作者)「あれっ………」
ねこ(作者)「あれっ誰か忘れてる。誰だっけ?」
優斗………「忘れられてる………」
ねこ「リオンちゃん、今度は、リオンちゃんが紹介してね」
リオン「了解でーす」
リオン「次回は、学校でのお話しだよ」
リオン「リオンちゃんが面白く、書くから待っててね」
ねこ「リオンちゃん…暴走中?」
ねこ、リオン「次回もお楽しみに!」