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第1話 お母さん! 一緒に遊びましょう!!

 五つ星の小さなレストラン。綺羅星お母さんと一緒に。私の家にいる可愛い小さな子どもたちのお話。


 お母さん! 一緒に遊びましょう!!


 綺羅星 きらぼし 天才料理人の頑張り屋さんの若いお母さん。たまに泣いちゃうことがある。


 空 てん 綺羅星の娘の双子の女の子 なんですー! が口癖。月が好き。


 天 あま 綺羅星の娘の双子の女の子 なんだよー! が口癖。星が好き。


 みんな。仲良くね。


 その小さなレストランは少し街から離れた森の中にありました。

 まるで森の中にある動物たちの隠れ家のような(絵本の中に出てくるみたいな)レストランです。

 木の枝で作られている入り口の門をくぐると、その先には丸みのある木の扉がありました。

 小さなレストランは赤色や黄色やの落ち葉や枯れ木のような草木で覆われているみたいに見えます。(掃除はされていて、お店はとても綺麗でした)

 よく見ると本物の森の草木ではないようで、どこか作りものっぽく見えて、なんだか大きな遊園地のアトラクションのようでした。

 春夏秋冬と季節によって、草木の色は変わるようです。(とっても綺麗ないろんな季節のレストランの写真がありました)

 今は秋の終わりのころで、もう直ぐ冬になるところです。

 もう少ししたら、この小さなレストランは作りものの綺麗な綿菓子みたいな雪で埋もれてしまうみたいでした。(そのころにももう一度きてみたいって冬のレストランの写真を見ただけで思いました)

 からんからん。とドアを開けると、ドアに付いていた小さなベルが鳴りました。

 レストランの中は橙色の明かりが眩しくたくさんともっていて、それにとっても暖かでした。(外はすっかり寒くなっていました)

 木の天井と壁と床。大きな木を掘って作ったみたいな風景が広がっています。(なんだか絵本の中に入り込んでしまったみたいで、わくわくしました)

 おもちゃがたくさん置いてありました。それから動物たちのぬいぐるみもたくさんありました。(本当にこの場所にみんなで隠れているみたいでとっても可愛かったです)

「いらっしゃいませ!」

 と可愛らしい声が聞こえたと思ったらとっても可愛らしい二人の(鏡を見ているみたいに)同じ顔をしているフリルのついた可愛い赤色と白色のメイド服姿の双子の女の子たちがやってきて、ぺこりと私に丁寧なお辞儀をしてくれました。

 私は思わずくすっと笑いながら「ご予約をさせていただいた夜空三日月です。今日はよろしくお願いします」と可愛らしい双子の女の子たちに少ししゃがみながら言いました。

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