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22.推理
もうそろそろ書き終わるな・・・
・一つ目の手帳には、日記らしきものがあり、「家族がいない。」などと、世界に絶望している記述があった。日記には、当然、時間などが書いてあった。
・二つ目の手帳には、ただ、「世界を信仰するべきだ」と主張していた。時間は書いていなかった。
そして、テーブルには、「意味を与えよ青年よ」という文字が記されていた。
以上がわかったことだった。
その手帳は別々だ、と考えるべきだ。なぜなら、時間が書いていないからだ。
つまり、その手帳は、同一人物が書いているわけではない、ということ。そして、その部屋には、「向山幸喜」の指名手配犯の名前がでかく出ていた。指名手配犯の名前が、大きく書かれているなんて、一般の家庭では、まずない。
つまり、指名手配犯と殺人鬼は、友達関係であった、と、考えられる。
そして、僕は、もう一度手帳を読んだ。
少し雑ですが、毎日投稿できています。