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46 成果を確認してみよう!

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 その日の夜、相変わらずのレーションを食べ、建設班力作の大浴場で久し振りのお風呂を堪能した後、これまた建設班尽力のもとこさえられた大宴会場で幾分まったりしながら其々の班の今日の成果を報告しあった。


 まず、建設班からほぼ砦内の居住区の整備が終わったとのことでした。

 個室の水回りが使用可能になったので個室に移れるそうです。後は内装は個人の希望に添う形で整えてくれるそうです。

 だがしかし! 今日はみんなでここでお布団並べて寝るのだ! 枕投げなんかもしちゃうかも( *´艸`)


 建設班の派生班として木工班とリネン等を製作する製布班が稼働中とのこと。みんなお揃いのお布団も作ってくれました。


 今後は家具は木工班に、布製品は製布班に依頼するようになる。洋服とかも出来ますからね~ と言いながら見本で出来たゴスロリワンピースを見せてくれた。


 か、可愛いけど誰が着るのだろう・・・ えりかちゃんとか、紫ちゃんならイケるか。


「よくこんなに布用意出来ましたね?」


 農作業班で外に出てたうちの母が感心したように呟くと


「フフフ、よくぞ聞いて下さいました。この布はね何を隠そう草刈で出た雑草なんですよ!」


 初瀬の祖母様がニコニコしながら言った


「えっ! 凄いわ! 何がどうなるとこれになるのかしら~」


「それがね、内装のお手伝いしててやっぱりどうしてもベッド周りのリネンが足りなくてね、どうしようかしらって考えてたら《布地を作成しますか?》って頭に声が響いたの。でも材料が無いしと思ったら《素材:刈り取られた草》って出たのよ。試しにやってみたらイメージした通りの布が出来たのよねぇ」


 と品よく笑ってらっしゃった。

 

 その他にも刺繍による強化付与も確認されたそうだ。今のところ付与内容は服に対する耐久性の向上と汚れ防止だそうだ。


「次は道具作製班からですが、クランクエストの報酬に水門が上がっていましが、居室の水回りを作っていてこういう物が出来たんですが水門の代わりにはならないですかね?」


 お兄ちゃんが取り出したのは紋様の入った4枚の石の円盤だ。大きさはマンホールの蓋だ。


「?」


「これは給水と放出の魔道具で二枚で一組になります。使い方としては給水1を川に沈め取り込み、用水路の起点に排水1を設置して放出する。で、用水路の終点に給水2を設置して吸収して給水1より下流の地点に排水2を沈めておけば水門を造らなくても給水と排水が出来るんです。ちなみにこれには滅菌浄化の機能も盛り込んであります」


「「「おぉー‼」」」

 

 凄いぞ! とうとう魔道具まで作成可能になったんだ! 


「はーい! 農作業班からは稲作の目処が立ちました。種まきから刈り入れまで一日で可能のようです。ですので田んぼの開墾のお手伝いをお願い事します」


「ついにお米が食べれるようになるんか」


 感慨深げにご年配組の面々が頷いている。やはり宇宙食の様なレーションには違和感があったようです。

 皆さんよい大人ですから口には出してませんでしたが。子供組にはSFマンガみたいだと好評でしたが。

 わたしとお兄ちゃんはファーストガ〇ダムに出てくるのとそっくりだーと感動してました。


 ご年配組はどんだけ田んぼを開墾するか熱く語り若手組は一体どれだけ明日扱き使われるのかと怖気立つのであった。





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